●「出る前に負けること考えるバカいるかよ」
1990年2月10日、東京ドームで坂口征二と組んで橋本真也&蝶野正洋戦に臨む試合前、控え室で「もし負けたら」と問うレポーターにいきなりビンタをかまして一言。試合後に初めて「1、2、3、ダー!」が披露されたことでも知られる。
●「折ってみろ!」
1985年9月19日、藤波辰巳(現・辰爾)との師弟対決にて。足4の字固めを耐えながら、「俺の足を折る覚悟があるか」と愛弟子に迫った。試合は卍固めで猪木が勝利したが、両者はこの3年後再びまみえ、伝説の60分フルタイムドローを闘い抜いた。
※週刊ポスト2023年11月10日号