宮藤官九郎さんや阿部サダヲさんと共に『大人計画』に所属する三宅弘城サン(56才)も第3話から登場しましたし、ケータイショップの店員「若ハッシュタグちゃん」(若井)を演じる中井千聖サン(25才)も『大人計画』のご所属です。魅力ある俳優さんだらけの事務所ですから、今後もまだ“不適切組”に加わるかたが出てくるかもしれません。
ミュージカルシーンに登場するかたがたについても、各メディアが追いかけまくり、プロフィールを続々アップ。
第3話で胸の谷間を露出したメイクさん役で登場し、「アンタのために谷間見せてるわけじゃないわ」と反発したグラビアアイドルの澄田綾乃サン(25才)は『週刊ポスト』3月1日号のグラビアに登場されています。
「ジェンダー」を「ジ・エンダー」、「インティマシーコーディネーター」を「インテリアーシッコデネーナ」との確信犯的な聞き間違えや、『あまちゃん』に続いて秋元康さん(65才)をイジらずにはいられない宮藤さんの脚本のすべてを聞き逃したくないので、いまでは1話を3〜4回も見ています。
2月10日、明石家さんまサン(68才)は『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で『不適切〜』を知り、テレビのみならず舞台でも“制限”があることを嘆きつつ「いちばん笑いが多いという言葉をチョイスしている」と吐露。近年、コンプライアンスについて考えつつも決して縮こまらないさんまサンもすでに『不適切〜』をチェックされていると思います。
「1986年から時空を越えてきたため」「言語表現の時代による変遷を描く」というだけではもちろんない、宮藤官九郎さんからのメッセージをこれからもしかと受け止めていきたいと思います!
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!+』(メ〜テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2024年3月14日号