宮藤官九郎一覧

【宮藤官九郎】に関するニュースを集めたページです。

日大芸術学部出身の喰始、三谷幸喜、宮藤官九郎について
高田文夫氏「才能が周りに幸福感を与えるのはスポーツも芸能も同じ」
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、日大芸術学部出身の、人々を幸せにする才能ある人たちについてつづる。 * * * 喰始(たべはじめ)、私、三谷幸喜、宮藤官九郎ときいてピーンと来た人は相当の江古田通である。共通点は日大芸術学部からコント作家(放送作家)になり40歳を前に世に名前を出してとっとと次の世界へ行った連中である。 何しろ私が業界に入った頃は、早大OBが日本の大衆文化を作っているという顔をしていて、天才コント作家だった青島幸男は「こんな商売、30過ぎてやってられねぇだろ。40になったら『台本(ほん)書き』よりディレクターの方が若くなってさ。やだよペコペコ頭下げて台本直すの」。 30までに売れて、その名前で青島とか野末陳平みたいに政治家になるか、野坂昭如みたいに小説家になるか、永六輔や大橋巨泉のようにテレビ・ラジオのパーソナリティになるかしかないといつも早大勢は力説していた。〈テレビ第一世代〉の説を鵜飲みにした第二世代の日芸勢。ちなみに喰始は私の1学年上で、大学生の頃より〈天才ギャグ作家〉としてマスコミを賑わしていた。すぐに売れて自分で劇団を創り「WAHAHA本舗」主宰として今でもすべての爆笑舞台の作演出をつとめる。「40過ぎて何とかならない奴は、50になろうが60になろうが芸人も作家も何とかなる訳がない」と言われつづけ「30代で才能を認められない奴は芸界を去れ」。青島は「才能無い奴ァ田舎へ帰れ」と小気味良かった。 私も40まで朝から晩まで台本を書き、40からラジオパーソナリティになり以来33年間生放送を喋りまくっている。 努力家・三谷幸喜はバラエティからみごとドラマの脚本家として大成。 高校時代から私のそばへ来てコントをみせていたクドカンこと宮藤官九郎は『あまちゃん』『いだてん』で今や国民的作家であり“グループ魂”の人気バンドマンである。役者としての評価も高い。 才能が人を幸せにする。五輪も同様、スポーツも芸能も才能が周りに幸福感を与える。 五輪中のラジオも面白かった。7月24日(土)ナイツのラジオのゲストが喰始、25日(日)爆笑問題のゲストが宮藤官九郎、26日(月)私のゲストが浅草キッド水道橋博士。ラジオフェチにはもうたまらない顔付けである。 どこでも出るのが今でも太田クンの裏口入学問題。どうやらクドカンの娘も博士の息子も受験を控えているらしい。ニヤニヤしながら「太田クンみたいな失敗なしで……高田センセに頼めば裏も表も」だと。明大の替え玉受験、なべやかんの名付け親は私だとしても日大の裏はマジ知らん。イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2021年8月20日号
2021.08.14 16:00
週刊ポスト
のん、ブルーワンピで「大人な女性」のオーラ全開 新たな充実期に
のん、ブルーワンピで「大人な女性」のオーラ全開 新たな充実期に
 7月13日に28歳の誕生日を迎えた国民的女優、のん。「能年玲奈」として主演していた2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』時代はまだ少女っぽい雰囲気だったが、この7月にラジオのスタジオから仕事を終えて出てきた彼女は上品なブルーのワンピースがよく似合い、すっかり“大人の女性”のオーラをまとっていた。 この日、のんは『SCHOOL OF LOCK! 教育委員会』にゲスト出演。2012年4月~2015年10月に同番組の『GIRLS LOCKS!』コーナーのパーソナリティを担当していた彼女にとっては約6年ぶりのカムバックだ。番組内では、3日前に28歳となったのんの誕生日を祝う一幕もあり、収録を終えた彼女はバースデーケーキを携えていた。一緒にいたのは、懇意の演出家女性。寄り添いながら、自宅の高級タワーマンションへと帰っていった。 地上波ドラマには久しく出演していないが、広告やイメージキャラクターとしては引っ張りだこの彼女。近年はマルコメ、ユニクロ、LINE、警視庁、環境省などで起用されてきた。「肌ラボ」(香港メンソレータム社)のCMは、中国全土に加え、マカオ、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンでも放送され、アジアでのブレイクも期待できそうだ。 さらに脚本家・宮藤官九郎と『あまちゃん』以来8年ぶりにタッグを組んだ舞台『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』も8月9日より上演スタートする予定。芸能活動は新たな充実期を迎えており、なんと年収は“1億円”との報道もある。 のんは誕生日当日の7月13日にInstagramを更新し、〈いぇーい。大人!大人な気分!素敵に年齢重ねたい〉〈28歳の年も楽しみますので、よろしくです〉とつづっていた。本人の言葉通り「素敵に年齢重ね」て、大人の魅力も身につけつつある、のん。芸能界の荒波に揉まれながらも、快進撃は続きそうだ。
2021.07.30 16:00
NEWSポストセブン
宮藤官九郎との思い出
高田文夫氏が語る 中学生の頃から知るバカで可愛い宮藤官九郎
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、中学生の頃から知る宮藤官九郎との思い出について綴る。 * * * 芸能界広しと言えども、自分の学校の後輩となると話は早いし、気は合うしでなかなか可愛い。私という“才能”の出現以来、業界的にはなんだかんだ日芸(日大芸術学部)がでかい面をしている。皆なおバカなんだが愛嬌があって、なにより創作力がある。クリエイティブであれば日大くらいの脳味噌が丁度いい。学力で人は笑わない。昭和42年、私が日芸(江古田にある)に入った時の入試問題が「ナス、キュウリ、キャベツ、インド人。仲間はずれはどれ?」私の友人はこれを答えられずに他校へ行った(冗談ですよ)。 こんな学校の後輩達に声を掛け、2月23日、有楽町よみうりホールで「オール日芸寄席~おっと天下の日大事~」を開催した。前売は即完売。50%しか席を売れなかったが、600人近い人が笑い転げてくれた。この禍中、みんな笑いたかったのだと思う(3月8日から配信します)。 メインは私とあのクドカンこと宮藤官九郎の頭が悪すぎるトーク。大絶賛放送中の『俺の家の話』ではなく、ふたりで「俺の学校の話」トーク。なにしろクドカンが仙台の中学生だった頃から知っている。例の事件──“たけし氏が深夜 講談社を訪れちゃった事件”などがあり、私までテレビ番組の台本仕事が激減。なんとか喰いつながなきゃと、生きる力のある私は札幌、名古屋、仙台に番組を作り、そこを週末はまわっていた。 仙台の番組は素人のお笑いオーディション番組。そこへ毎回“ネタ見せ”に来る鼻水を垂らした中学生がいた(これがのちのクドカン)。4人位でやって来ては、私やディレクターの前でコントをやり、オチないと最後に一斉にパンツを下ろして「チャン、チャン」と言う。「僕、これはテレビなの。テレビでチンチン見せちゃいけないの」。言ってきかせても2週後また違う仲間をひきつれネタ見せ。たしかに違うコントをやったが、最後、私が笑ってないと見るやサッとパンツを下ろし「チャン、チャン」「バカヤロ―ッ、帰れ!」これから5年後か。私がいると思って日芸に入ってきた。頭が悪すぎるだろ。私はとっくにもう働いているっつーの。 大学へも行かなくなって毎日昼、私のラジオを聞いて過ごした。それから「大人計画」ヘ入り、何年かして私とこの業界で会った。「あっセンセー、僕覚えてますか」「覚えてる訳ねぇだろ」すかさずクドカン、パンツを下ろす。私が股間をみつめ「あぁ、仙台の!?」チャン、チャン。 この日の「オール日芸」、他に志らく、一之輔、白鳥らも出演。全員私への愚痴でした。イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2021年3月19・26日号
2021.03.11 16:00
週刊ポスト
「介護ドラマ」という新ジャンルを拓くか (C)TBS
長瀬智也『俺の家の話』監修者が語る「介護ドラマへの期待」
 これまで数々の名作を生み出してきた脚本・宮藤官九郎×主演・長瀬智也タッグによるドラマ『俺の家の話』(TBS系、金曜22時〜)のテーマは、ずばり「介護」。プロレスラーの観山寿一(長瀬智也)が、能楽の人間国宝である父親・寿三郎(西田敏行)の介護のためにリングを離れ、実家へ帰ることから始まるホームコメディだ。 プロレス、能、介護と異色の要素が満載だが、この一見すると闇鍋のような組み合わせが絶妙なハーモニーを奏でている。能の名家に生まれた寿一の父親に対する複雑な感情、父親への反抗の象徴であると同時に、父子の共通の話題でもあるプロレス、そして、介護を通して変化していくふたりの関係……。第1話の放送後、多くの視聴者が「この設定しか考えられない!」と膝を打ったことだろう。まだ放送は序盤だが、「宮藤官九郎の最高傑作になるのではないか」と期待する声も少なくない。 宮藤官九郎は「マイナビニュース」のインタビューの中で、「僕の周りでも親の介護をしている人が増えて来て、そのわりに介護をテーマにしたドラマってすごく少ない。絶対にみんな直面する問題なのに、なんでドラマで扱わないんだろうというところから入った」と語っていた。 たしかに「介護」というテーマに真正面から向き合った連続ドラマは少ない。劇中で介護の描写があったとしても、「つらい仕事」「大変な家庭」のシンボルのように扱われていることがほとんどだ。そんな中で思い出されるのが、2009年7月期にフジテレビ系にて放送され、映画化までされた『任侠ヘルパー』だ。こちらは、ヤクザが素性を隠して老人介護をするコメディで、国際ドラマフェスティバルで優秀賞を受賞するほどの高い評価を得た。介護職を「やりがいのある仕事」としてポジティブに描いた点で、意義のある作品だったと言えよう。『俺の家の話』の介護監修を担当するNPO法人日本トラベルヘルパー協会会長の篠塚恭一氏は、ドラマが介護というテーマを扱う意義をこのように語る。「自死するほど追い込まれることも珍しくない家族介護について、声高に何かを訴えるようなことも時に必要かもしれません。しかし、『欠格人間になってしまった』のような挫折感を味わう本人や、先の見えない絶望感や無力感に苦しむ家族、感情を押し殺すように振る舞うことしかできない医療介護の専門職など、フィクションだからこそ伝わりやすく表現できる部分もあるのだと思います。 人気の役者さんが、突然訪れた家族の介護に戸惑いながらも見放すことなく、愛情もって取り組む様子を演じることによって、介護をとりまく重く暗いイメージが払しょくされるのではないでしょうか。ドラマを通して、実際に介護に接したことのない人や若い人にも、介護に挑む家族の現状や想いなどが伝わっていくことに期待しています」(篠塚氏) その上で、篠塚氏が『俺の家の話』の介護監修でこだわっている部分とは何か。「劇中には、被介護者本人と家族、介護ヘルパー、ケアマネージャーに加え、他にも弟子など『近くの他人』や医師など、様々な立場の人々が登場します。 言葉では同じ『介護』であっても、被介護者の気持ちと家族の気持ち、公的サービスとして提供される保険福祉との間には少なからずギャップがあります。本人のしたいこと、家族のしてやりたいことは、制度サービスでいう『介護』というより、家族への情愛のようなものだろうと思います。だからこそ自ずと矛盾が生じる場面もあることでしょう。 そうした立場の違いや個々の期待を想像した上で、プロが業務として行う介護の動作や文言、表現には間違いのないよう確認しています」(篠塚氏) 介護はありふれた問題だが、介護を描く物語はあまりに少ない。『俺の家の話』をきっかけに、今後も「介護ドラマ」が生み出されることに期待したい。◆取材・文/原田イチボ(HEW) 
2021.02.05 16:00
NEWSポストセブン
高田文夫氏はクドカン&長瀬の新ドラマのどこに注目?
ヒット連発の宮藤官九郎と長瀬智也の新ドラマに高田文夫氏期待
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、宮藤官九郎による脚本で長瀬智也が主演する新ドラマ『俺の家の話』に寄せる期待について綴る。 * * * 身も心も季節もすべて冬。こんな時はパッと明るくしてくれる男に限る。いま唯一の楽しみがTBSの金曜日に始まった(この号が出る時には第1回が放送済みだと思う)宮藤官九郎、源氏名をクドカンという脚本家のドラマ『俺の家の話』。 なんたって主人公の長瀬智也の役どころがプロレスラーだってんだからびっくり、クリビツテンギョーイタオドロ(びっくりぎょうてんおどろいた)である。ホームドラマの歴史の中で主役がプロレスラーなんて話、橋田壽賀子だって倉本聰だって書かなかったでしょ。写真を見るとまた長瀬が身体を作り込んじゃってきてるんだ。ふざけすぎた事を考える能力がクドカンは人一倍、いや人三倍くらいあるのだ。 クドカン&長瀬のタッグチームは過去に『池袋ウエストゲートパーク』『タイガー&ドラゴン』『うぬぼれ刑事』とテキサスヒット、ポテンヒットをつづけている。『タイガー&ドラゴン』には私も“高田亭馬場彦”なる役で荒川良々の落語の師匠という、渋すぎて爆笑な役を演じている。この時長瀬(昼は噺家、夜はヤクザという二毛作男)の師匠を演じたのが西田敏行。師弟役から今回は本物の親子役である。 この西田がまた大変なお方で、全国に1万人の門弟を持つ二十七世観山流宗家。人間国宝。重要無形文化財「能楽」保持者。この父親が倒れて危ないというので、25年前に家出をした息子の長瀬が介護のために戻ってくるのだが、なんとそこには“後妻業の女”のような人が……。ひとクセありそうな妹なども登場し、プロレスラー、能楽、介護ヘルパー、遺産相続、ロバート秋山のラッパーと、なにしろアイテムが多すぎて訳分らなくなりそうな人生のバトルロイヤルだ。 フォールを決められるのか、リングアウトか。何しろ楽しみなこの1本(これだけほめときゃ、クドカン、大丈夫か?)。 そうそう、クドカンが阿部サダヲらと組んでいる“グループ魂”の新作アルバムが出た。 本当は1年前に出るはずだったものが、このコロナで延びて、やっと日の目をみる。『神々のアルバム』。中には「ケーシー高峰」という曲もあって、全員でシャウト。 このバンドはクドカンの作詞で過去に「毒蝮三太夫」「高田文夫」という曲も出していて、私は心の中で「これで“日芸三部作”が揃った」とOBを代表してホッとしている。イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2021年2月5日号
2021.01.26 11:00
週刊ポスト
長瀬智也、『IWGP』の宮藤官九郎から脚本を学ぶ可能性も
長瀬智也、『IWGP』の宮藤官九郎から脚本を学ぶ可能性も
 ジャニーズ事務所に、入所希望の履歴書が届いた。目を通したジャニー喜多川社長(享年87)が一目で気に入り、本来行われるはずのオーディションを飛ばして即合格。来年3月いっぱいでの退所が発表された長瀬智也(41才)のアイドル人生は、異例のスタートだった。 長身の男らしいルックスとワイルドな顔立ち、女性だけでなく男性からの人気も高く、アイドルとしては異色。ジャニーズ内では、なにかと“特別”な存在だった。 1990年に11才で入所。それからわずか2年後、TOKIOの結成前に役者としてデビューするのだが、これは演技力が群を抜いていたからといわれている。1993年に『ツインズ教師』(テレビ朝日系)でドラマに初出演すると、1995年には『カケオチのススメ』(テレビ朝日系)で初主演を務め、2000年には長瀬の代表作の1つ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)に主演する。こんなエピソードがある。「『池袋~』はアンダーグラウンドの世界が舞台で、決してイメージがいい作品ではありません。すでにこの頃には長瀬さんの知名度は高かったので、事務所内ではイメージダウンを危惧する声もあったといいます。でも長瀬さんはこの役は自分にしか表現できないし、挑戦してみたいと譲らなかった。話し合いを重ね、長瀬さんの意向が尊重されました。結果、イメージダウンどころか、さらに人気を集めることになったんです」(芸能関係者) アイドルでは尻込みする役どころにも、やりたいと思ったら真正面から果敢にチャレンジするのが長瀬だった。それが今回の退所にもつながるのだという。「長瀬さんは、TOKIOの楽曲制作を担当してきました。曲を通してファンに楽しんでもらうのは、長瀬さんがやりたかったことです。ところが、山口達也さんの脱退で音楽活動は休止となり、再開のメドはいつまで経ってもたたなかった。音楽でチャレンジしたいことがまだまだあるのに、それすらできない状況が続いていたんです」(別の芸能関係者) 長瀬はファンクラブサイトで、今後について《芸能界から次の場所へ向かいたい》とコメントしている。「もともとクリエーター気質といわれていたので、次の場所というのは、“裏方”を指しているといわれています。音楽制作や映画製作などに力を入れていくのではないでしょうか。実際、今年の2月には原宿の路上で映画撮影を行っていて、すでに撮り終えて編集段階に入っているようです。自分と同じ感性を持っている人に目いっぱい楽しんでもらえるように、作中で使う音楽も自分で作っているようですよ。 それとは別に、『池袋~』でタッグを組んだ宮藤官九郎さん(50才)から脚本を学ぶなんて噂も聞こえてきます」(スポーツ紙記者)※女性セブン2020年8月13日号
2020.07.31 07:00
女性セブン
高田文夫氏の願い「コロナよ、東京に笑いを届けさせてくれ」
高田文夫氏の願い「コロナよ、東京に笑いを届けさせてくれ」
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、新型コロナウイルスの影響で次々と公演が中止になっている東京喜劇についてお送りする。 * * * 喪失感が凄い。今朝、ラジオの生放送にむかう直前に志村けん死去の報。無念。コロナが憎い。今から50年前、ドリフのボーヤと作家見習いの小僧としてTBSの稽古場で会った。お互いが“なにもの”でもなかった時代だ……。志村けんのことは次の機会に書く……。東京の喜劇“志村魂”(公演のタイトル)を継承する男たちは、幕が開くのか開かないのかハラハラヒヤヒヤしながら毎日稽古にあけ暮れている。 まずは“「いだてん」疲れ”もやっととれて、宮藤官九郎が5年ぶりに作・演出する『もうがまんできない』、4月2日から5月3日。下北沢本多劇場。大人計画の中にある演劇ユニット「ウーマンリブ」の公演。おもしろくてヨダレが出そうなメンバー。阿部サダヲ、荒川良々、松尾スズキ。そこへ柄本佑、要潤である。見たい。やって欲しい。 こちらも東京コメディでとんでもない冴えをいつもみせる宅間孝行の作・演出・主演で「タクフェス春のコメディ祭!『仏の顔も笑うまで』」。モト冬樹、ダチョウ倶楽部の肥後克広ら。4月22日から4月29日、渋谷の大和田さくらホール。兵庫公演もある。みな連日稽古してるんだ、コロナよ、やらせてくれ。 おなじみ三宅裕司ひきいる熱海五郎一座。6月2日から30日、新橋演舞場。『Jazzyなさくらは裏切りのハーモニー』。17年もやってるのですっかり呼吸も合った座員は小倉久寛、渡辺正行、ラサール石井、春風亭昇太、東貴博。今回のゲストは宝塚だった紅ゆずる、AKB48横山由依。みな“笑い”を作っている。コロナよ、やらせてやってくれ。閉塞感でいっぱいのこの日本、東京に笑いを届けようというのだ。どこが悪いのだ。 そして東京喜劇界の生きるレジェンド、ひとり東京コメディ史とも言えるあの人にすべてきいておこうという『伊東四朗トークライブ あたシ・シストリー』。3月の会が中止になってしまったので5月はどうしてもやってもらいたいところ。5月10日、昼の部のゲストが小松政夫、そして私。夜の部が鶴瓶というラインナップ。新宿紀伊國屋サザンシアター。どーか、しとつ!! 笑いごとじゃなく、みな“笑い”に賭けている。 そして来年の事を言うと鬼もあきれるかもしれないが、1月終わりから2月の中旬、あの明治座で私の企画によって宅間孝行と笑いの強力タッグが実現。一部が東京喜劇のお芝居で、二部が私プロデュースによる東京芸人総出演の「ビバリー昼ズ寄席」。乞御期待。■イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2020年4月17日号
2020.04.07 16:00
週刊ポスト
中村勘九郎と七之助で人気演目熱演、勘三郎さんに見せたい
中村勘九郎と七之助で人気演目熱演、勘三郎さんに見せたい
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、大河ドラマから歌舞伎役者へと活躍が続く中村勘九郎についてお送りする。 * * *「いよっ中村屋!」思わず声を掛けたくなる中村勘九郎である。 御存じの通り『いだてん』で1年間まさに走り抜けた。大河ドラマ、今年は『麒麟がくる』が話題であるが、あれこれ衝撃を与えた『いだてん』が暴れたからこその沢尻問題である。 皆さんあまりちゃんと見てなかった様だが、宮藤官九郎と中村勘九郎、Wカンクローのガンバリで(少しは阿部サダヲも力を出していた)とても上質ないいドラマになっていた。 私は父の勘三郎と親しくさせてもらい、よく談志がらみで一緒に呑んだりした。傑作で豪快でサッパリした江戸のいい男だった。だから余計若旦那の事が気になる(まるで法事に来たおせっかいな遠い遠い親せきのおじさんのようである)。 ドラマも終わってひと段落、また歌舞伎役者に戻っているというので久しぶりに会った。顔もスッキリしてアスリートのよう。「これでも舞台用の身体にもどったんですよ。舞台は大きくなくてはいけませんから」とまだ金栗四三の面影を残してさわやかに言う。「途中親しくしてた足袋屋がいなくなっちゃって心配だったろ?」(ピエール瀧の途中降板を遠まわりに言う私は大人である)。 勘九郎は実直に「ああいう問題は勿論いけない事ですが、僕はなんか近くて親しい人がいなくなっちゃって、TV見てても、ちゃんとあの人ゴハン食べてるかなとか気になっちゃって」。根っから優しい男なのだ。私が「あの足袋屋がのちに厚底の凄いシューズ作って、それ履いて勘九郎が札幌を走りゃいいんだよ」と言ったら嬉しそうにアハハと少年時代の顔で笑った。 プレッシャーも様々あって大変だったと思う。「時間があいたら何してるの?」「ライブですネ。息子二人も連れていって乃木坂、欅坂、日向坂の三坂をめぐってます」。歌舞伎役者として、あのパフォーマンスも刺激されるらしい。ファンが掛け声を舞台にかけるのが歌舞伎と同じだと、目をキラキラ。 私思うにその大昔“女流義太夫”に追っかけが付いていい所で掛け声「どうする! どうする!」。あれと同じだろうと思う。 三月の明治座が楽しみ。昼は「一本刀土俵入」、夜が弟・七之助と(ますます美しさに磨きがかかっている)鶴屋南北ならではの人気演目「桜姫東文章(あずまぶんしょう)」。手とり足とり監修指導はあの坂東玉三郎。勘九郎と七之助兄弟での濡れ場ときちゃ、もうたまらない。父上にみせたいネ。■イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2020年3月13日号
2020.03.06 07:00
週刊ポスト
山手線29駅、家賃相場が安い駅ランキング! 2020年版
山手線29駅、家賃相場が安い駅ランキング! 2020年版
新しい年を迎え、今年の目標に新しい家探しや引越しを掲げる人もいるだろう。2020年は東京でオリンピックが開催予定であり、「東京に住む」ということを意識するタイミング。そこで東京の交通主要路線の一つといえる、山手線の全29駅の家賃相場を調査。ワンルーム・1K・1DKの物件を対象に、家を探すならどの駅が狙いどころかを考えてみた。山手線29駅の家賃相場が安い駅ランキング!2020年版順位/駅名/家賃相場/(駅所在地)1位 田端 8.30万円(北区)2位 西日暮里 8.40万円(荒川区)3位 大塚 8.60万円(豊島区)3位 巣鴨 8.60万円(豊島区)3位 目白 8.60万円(豊島区)6位 日暮里 8.70万円(荒川区)7位 駒込 8.80万円(豊島区)7位 高田馬場 8.80万円(新宿区)9位 池袋 8.90万円(豊島区)10位 鶯谷 9.40万円(台東区)11位 新大久保 9.50万円(新宿区)12位 大崎 9.90万円(品川区)13位 五反田 10.68万円(品川区)14位 上野 10.80万円(台東区)15位 御徒町 11.00万円(台東区)15位 神田 11.00万円(千代田区)17位 秋葉原 11.05万円(千代田区)18位 品川 11.20万円(港区)18位 目黒 11.20万円(品川区)20位 代々木 11.50万円(渋谷区)20位 東京 11.50万円(千代田区)22位 新宿 11.60万円(新宿区)23位 田町 11.75万円(港区)24位 有楽町 11.80万円(千代田区)25位 浜松町 11.95万円(港区)26位 渋谷 12.00万円(渋谷区)27位 恵比寿 12.10万円(渋谷区)28位 原宿 12.85万円(渋谷区)29位 新橋 13.00万円(港区)1位は田端駅。山手線では唯一、北区にある駅で、都心というよりも下町情緒や住宅地の印象が強い。多忙で帰宅の遅いビジネスパーソンには深夜の買い物の便などが気になるところだが、駅直結の商業施設「アトレヴィ田端」などがあり、そこはさすがに心配無用といっていいだろう。田端駅は山手線と同じくJRの京浜東北線も利用でき、快速運転の停車駅。横浜や埼玉方面へのアクセスは抜群だ。また、2位の西日暮里駅とは同じく京浜東北線が利用できる隣駅で、駅間距離は約700mと徒歩圏内。どちらが最寄駅になったとしても、駅までの距離を気にする必要はあまりないため、好みの間取りにこだわれそうだ。とはいえ、西日暮里駅は京浜東北線の各駅のみの停車駅であり、小田急線の急行の停車駅でもある。どの路線を利用するのかを念頭において物件を検討したい。対象となる物件数がいちばん多かったのは9位の池袋駅で、ランキング中唯一3000件を超えている。山手線沿線を選ぶ一番のメリットは、都心に住めることと繁華街への移動の手軽さだろう。池袋駅には東京有数の繁華街があり、同じく繁華街である渋谷駅や新宿駅が11万円以上であることを考えれば、ねらい目といってよさそう。とにかく“都会”に住むことが目的ならば、ぜひともチェックすべきだろう。渋谷駅や新宿駅に比べると少し地味でごちゃごちゃしたイメージもあったが、再開発が進み、19年11月には、同年のNHK大河ドラマを手掛けた宮藤官九郎脚本のテレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」などで知られる池袋駅西口公園がリニューアル。屋外舞台などが設置され、公園隣の東京芸術劇場とあわせ、アートの発信地に生まれ変わっている。駅東口も、豊島公会堂跡地に「東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)」が同月にオープンとなり、宝塚歌劇団の公演が行われるなど、池袋駅は大きく様変わりしている。 物件数の多さで次点だったのは3位の大塚駅だ。駅前は路面電車の都電荒川線が走り、少しノスタルジックな雰囲気があるが、周辺には大規模マンションの建設が目立つ。そのマンションの間に、隠れ家的な風情の飲食店も散在。派手なにぎやかさよりも、地元でくつろぎながら都会的な楽しみも両立という、オトナな過ごし方をできる場所といえるかもしれない。都電荒川線(写真/PIXTA)とにかく家賃が高いという印象の新宿区だが、そのなかでお手ごろなのは7位の高田馬場駅だ。早稲田大学(戸山キャンパスなど)の最寄駅の一つであり、学生街のイメージが強いが、単身者にとってうれしい大ボリュームのラーメン店やとんかつ屋、多彩なエスニック料理店など、あちこちにみかける、食の街でもある。早稲田大学/戸山キャンパス(写真/PIXTA)独自のセレクトに定評がある名画座映画館「早稲田松竹」など、趣味や知識を広げたい学生にとって興味が尽きないであろうスポットも数多い。もちろん学生以外にとっても、その魅力は変わらない。人気のある路線は、それだけ大きな吸引力があり、理由がある。自分が住むつもりで改めて探してみれば、これまで知らなかった、そして求めていた以上の楽しみや生活が、きっと見つかるはずだ。※西日暮里駅の記述につきまして、読者のご指摘により一部修正いたしました(2020年1月23日)●調査概要【調査対象駅】SUUMOに掲載されている山手線の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)【調査対象物件】駅徒歩15分以内、10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件(定期借家を除く)【データ抽出期間】2019/5~2019/7【家賃の算出⽅法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出(3万円~18万円で設定)(鈴木千春)
2020.01.06 07:00
SUUMOジャーナル
『いだてん』、最低視聴率に終わっても「名作」と言えるワケ
『いだてん』、最低視聴率に終わっても「名作」と言えるワケ
 NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』の全47回の平均視聴率が関東地区で8.2%、関西地区で7.1%(ビデオリサーチ調べ)となり、大河史上最低となった。視聴率は低迷したものの、評価が低かったわけではなかった。『いだてん』を「名作」と言い切る時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが振り返る。 * * *『いだてん~東京オリムピック噺』が終わった。宮藤官九郎がタクシードライバー役でひょっこり顔を見せるあたり、いかにもこのドラマらしい最終回だったと思う。 それにしても『いだてん』ほど、「面白い」とコラムを書いたり、コメントを出すたびにさまざまな反応をもらった大河ドラマはなかった。コラムを読んだという方に呼び止められ、「こんなドラマをほめちゃいかん」と20分近く語られたこともある。出演者や視聴率についてもずいぶん騒がれた。 ここでは『いだてん』を名作だと思っている立場から、勝手に反省会をしてみたいと思う。  第一話を見たとき、正直「大変なことになる」と思った。それは従来の大河ドラマファンには容易に受け入れられないだろうと感じたからだ。一話は昭和34年、東京オリンピック開催決定の場面からスタート。それから明治になったり、昭和になったり。まさしく、いだてんのスピード感でドラマが展開する。 主人公の金栗四三(中村勘九郎)や田畑政治(阿部サダヲ)、日本のオリンピック初参加を決めた嘉納治五郎(役所広司)を、よく知らない視聴者も多かったに違いない。過去にも『おんな城主直虎』の直虎(柴咲コウ)や『花燃ゆ』の杉文(井上真央)のように無名の主人公はいたが、それらにはたいてい織田信長、吉田松陰など大河ドラマではおなじみの歴史の大人物が登場する。「今度の信長は誰?どんな風に演じる?」と確認に近い見方もする視聴者も多いのだ。『いだてん』は、今までほとんど知られていなかった出来事もどんどん盛り込む。たった二人の選手から日本五輪の歴史が始まったこと、戦前のロサンゼルス五輪のエキシビジョンで日本選手団がふんどし姿で「日本泳法」を披露したこと。オリンピックのための競技場から学徒が出陣していったこと、戦時中には「禁演落語」があったこと、1964年の東京五輪の聖火が沖縄を走って人々を勇気づけたこと。オリンピックと戦争は大きなテーマだった。東京オリンピック開催を戦争のために「返上」すると決まった際、田畑は叫ぶ。「総理大臣に電話するなら、(オリンピックでなく)戦争をやめると電話してくれ!」 スポーツを女性たちの活躍から描いたことも新しかった。大正期、「女子の体育ば、俺はやる」と決意した四三の教え子の女子学生が、靴下を脱いで走っただけで、親や世間から非難される。彼女たちは教室に立てこもり、「靴下を脱いだくらい何が悪い」とおとなたちに問うのだ。 日本初の女子オリンピック選手人見絹江は、短距離で結果を出せず、「このままでは日本に帰れません」と泣きながら訴えて出場した800メートル走で見事銀メダルを獲得。彼女は国内で記録を出しても「怪物」と呼ばれていたのだという。そして、特訓につぐ特訓を続ける女子バレー、東洋の魔女たち。これ以上、青春を犠牲にしなくていい、嫁に行けという鬼コーチに対して、川西選手、通称ウマ(安藤サクラ)は「これが私の青春」ときっぱり言い切るのだ。 今まで知らなかったことを知る。知っていろいろ考えさせられるのがテレビの醍醐味だ。田畑が浜松で選挙演説をした際にチラリと映った「原子マグロは買いません」の張り紙など小ネタも含め、攻め続け、走り続けた『いだてん』はやっぱり面白いドラマだった。以上、勝手に反省終わり。
2019.12.20 16:00
NEWSポストセブン
志らく、爆問、クドカン「関東高田組江古田支部」の活躍
志らく、爆問、クドカン「関東高田組江古田支部」の活躍
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、立川志らく、爆笑問題、宮藤官九郎ら「関東高田組 江古田支部」の由来と現在についてお送りする。 * * * 今回ばかりは、長いつきあいの読者の皆様に、甘えさせて頂いて……それと言うのもこの連載で描いている佐野(文二郎)クンとこの頁を担当する賢そうな女性編集者のTさんとでコツコツ作業して参りました本が、いよいよ10月30日に発売されるのです。 頁を私物化しますことお許し頂いて。この連載の3年分の中から厳選した面白コラムに、人一倍“サービス精神”が旺盛な私が珍しくも長文で「立川志らく」「爆笑問題」「宮藤官九郎」を、この本の為に一気に書きおろしたのです。実はこの3人(組)は、バカな素人の頃、私に憧れ刺激を受け堂々と表口から日大芸術学部に入ってきた連中です。素人時代の彼らを、私のこの筆が活写しております。今や日本の文化をリードしつづける男たちです。 私が若き日、1990年代(40歳過ぎ)。いつも私の所へ集まってくる無名の芸人達がいました。これを誰が言ったか「関東高田組」。大阪から吉本勢が東上してきた頃で、威勢のよかった若き私は「返り討ちだ」とこの名をつけたのかもしれません。兄弟組織に「たけし軍団」。20代だった彼らは今の春風亭昇太(落語芸術協会会長にまでなった)、立川談春・志らくの“立川ボーイズ”、浅草キッド、松村邦洋、江頭2:50ら血気盛んな連中でした。 あれから30年、今回は「新・関東高田組 江古田支部篇」として書きおろしました。可愛い子分供のことをマスコミがやれ視聴率がどうのこうのと、番組1本作ったこともない奴らが言ってますが何をぬかしやがるです。視聴率なぞなくたって、彼らにはその何百倍の才能があるのです。「テレビ番組にとって大切なのは視聴率ではなくて、数字なのです!」(ズルッ)。 20日の『いだてん』などとうとうラグビーにふっとばされて番組すら無くなっちゃいました。こうやってズレて行くと、最終回は来年の2月頃なのかネ? クドカンドラマは皆キチンと録画して見るからな。えっ? 志らくの『グッとラック!』も視聴率悪いって? だったら『バッとラック!』ってタイトルに変えりゃいいだけじゃねーか。君らには長い目で見るという小松政夫チックな目はないのか。 談志からかつて“東京の笑いの規準を高田とする”と言われた私だが、これを爆笑問題の太田に今こそ託したい。新聞社系の小冊子に“テレビ論”をしっかり書いていたが、読んでやっぱり日芸の人間だなと感心しました。江古田で学んだ連中がキチンと“文化と笑い”を受け継ぎ発信しているのが頼もしい。 で──タイトルは『面白い人のことばっかり! ザ・笑売じょうずたち』(小学館)。発売!※週刊ポスト2019年11月8・15日号
2019.11.04 16:00
週刊ポスト
遠藤憲一が語る芝居人生 三池崇史監督に掴みかかった過去も
遠藤憲一が語る芝居人生 三池崇史監督に掴みかかった過去も
「遅咲きの名優」と言われることが多い、俳優・遠藤憲一(58)。今ではテレビにCMに、そしてナレーションなどに引っ張りだこだ。「有名になるとかより、ひとりの表現者であり続けたい」──そう語る彼は、なぜ俳優の道を志し、今の自身の活躍をどう考えているのか。この10月に発売された、表現者31人に迫ったインタビュー集『硬派の肖像』に収録された遠藤の声を抜粋してお届けする。 * * *「俺でいいんですかね」 強面の顔がゆるんで、照れるように遠藤憲一は言った。「こういうお洒落な雑誌に呼んでもらえるのって、慣れてなくて」 気づけばこの数年、話題のドラマや映画のそこかしこにこの人はいる。多忙で同時期に二本の撮影をしている状態が常であるといい、依頼される役柄も多様。あるときはクールな刑事、あるときは亡き母を思慕する中年男、あるときは著名な塾講師、あるときは人情味あふれる父親……と演じ分け、独特な強い印象を投げかける。「いやもう、必死なだけです。仕事がまったくない時代があったんで、仕事をもらえるというだけですごくうれしいんですよ」 その幅の広さから、「器用な役者」だといわれることも多いが、本人は「まったく逆です。とてつもなく不器用で」と、声に力を込めた。「だから一個、一個の作品がオーディションだと思ってるんです。若いころ、受けては落ちてを繰り返してたからいつも不安だった。年がら年中、傷ついてたもんだから、ヘンに悪いほうにとるようになっちゃったのかもしれないね。その癖が今も抜けなくて、もしもこの一作で失敗したらあとがない、油断したらだめになるといつも思っていて……」 人気俳優といわれてもいまだ自覚がなく、「俺ってちっちぇえなと思う」と言った。「臆病だな、これでいいんだろうか、とかしょっちゅう思ってるんです。だから下準備をきっちりしていかないと落ち着かなくて、台本をもらうと完璧に覚えます。真っ先にやるのはね、漢字を調べること。自分、高校1年を2学期の初めで中退してるんで、中卒なんです。ツッパリだったんですよ。難しい漢字が読めないんですね。昔、とんちんかんな読み方して、ゲラゲラ笑われたことがあってすっごく恥かいたので、二度とごめんだと思って」 せりふの覚えも得意ではないようだ。「何度も繰り返して努力して覚えるしかないんです。いっぱいいっぱいだけど、手を抜くことを覚えたくない」  俳優の道は、電車の中吊りで「タレント募集」の広告を見てふと興味をもち、応募したことから始まった。「高校をやめてからは、アルバイト三昧でしてね。といってもちょっと嫌なことがあるとすぐやめちゃいまして、こらえ性がないんです。やめ癖がついちゃって目標もないし、むちゃくちゃ怠惰な時代でした。そんなときなんです、広告見たのは。17歳だったかな」 このころのことで、いちばんに思い出すのは父親に殴られた日だという。「ガスの配管工をしてたんですが『親父だって、たいした仕事してないじゃないか』って言ったもんだから、ボコボコにされました。ふだんは穏やかな人なんですけど」 親の心配はわかっていたが、人生がうまく回らず、たえず苛立っていた時期だった。いつも何かに飢えていた。 養成所に入ってまもなく「人間を演じることの面白さ」を肌で知って、初めて心が高揚する。「俳優しかない」。新宿の家賃3万5千円の古アパートを借りて奮闘を始めたが、注目を浴びる40代までは下積みの葛藤が続いた。「あるところでは個性がないと言われ、あるところでは強すぎると言われてましてね、いったい何なんだよって」 20歳で、仲代達矢の主宰する『無名塾』に700人中の5人として合格するが、その栄光を10日で蹴っている。「規則正しい時間の中で皆と長く過ごす、そういう強制的なのがすごい苦手なんで。今なら耐えられますけど」。  そんな自身をまた嫌悪して、新宿の路地裏で飲んだくれもした。だが「自分のやり方は曲げられなくて」、岩場にぶつかるような日々が過ぎていった。「ぐだぐだでしたけど、ほかに逃げ場がなかったし、役者にしがみつくしかなかったから」。目を引く個性がありながら、しかし認められることが少なかった遠藤は、やがて「大きく芝居を開眼させられた」という作品に出会う。『天国から来た男たち』(2001年)だ。40歳になっていた。「仕事したくてしょうがなかった三池崇史監督に、ある店で偶然会って、酔った勢いで『俺を使え!』って掴みかかったんです。翌日、何てことしちゃったんだと青くなったんですけど、まさかの依頼をしてくれまして」 フィリピンの刑務所を借りての、過酷なロケだった。「『そこでウンコして』から始まりましたから(笑)。それまでの自分の芝居が、いかに型どおりで呪縛されたものだったか思い知らされました。三池さんは魂の底のいちばん大切なものを一個、一個、引き出すもののつくり方。ああ、約束ごとなんて何もない、思いつくままにやっていいんだと、どれだけ開放してもらったかしれません」 この業界での生き方までも自由にしてもらったと言い、その後の活躍には目を見張るものがあった。2011年の『てっぱん』(NHK連続テレビ小説)での、一徹で人情味のあふれる父親役では、どこか暴力的な匂いのする遠藤がこれまでにない顔を見せて、女性ファンが急増したといわれる。素に近かったのかもしれない。「素朴な両親の影響も、あるかもしれません。ふたりがすごいと思うのは、人に対しての偏見といった意識、どういう育ちでどういう肩書があってとか、そういうものがまったくなかった。それは自分の中にも、ものの見事にない。よかったと思ってます」  暮らしぶりが上向いた今でも、新宿の下町風情の残る界隈に住み続ける。50代に入った今、男としても脂が乗り、渋さが滲み出るようになった。「有名になるとかより、ひとりの表現者であり続けたいんですよ。あの作品はよかった、いい役者だといわれるのが、いちばんうれしいことなんで。それにはまず残る役者でいなければって思う。同世代の旬な役者たちの中にいつもいたい、そう思ってます」【プロフィール】えんどう・けんいち/1961年、東京都生まれ。1983年『壬生の恋歌』(NHK)でデビュー。その後、数々のテレビ・ドラマの脇役として活躍し、2009年『湯けむりスナイパー』(テレビ東京)で主演、好評を博した。映画でも『その男、凶暴につき』『月はどっちに出ている』ほか、多数の作品に出演。CMやナレーターとして、テレビのドキュメンタリーや映画の日本語吹替版などでも活躍をみせている。近作にNHK大河ドラマ『西郷どん』(2018年)、三池崇史監督・宮藤官九郎脚本の映画『土竜の唄 香港狂騒曲』(2016年)などがある。◆インタビュー・文/水田静子、撮影/KEI OGATA ※初出:雑誌『Precious』2013年7月号
2019.11.04 16:00
NEWSポストセブン
『時効警察はじめました』の撮影の様子
役者も演出家もこなす『時効警察』岩松了氏、劇作家への思い
 劇作家であり演出家、そして役者でもある岩松了。取材に訪れたこの日は、役者に徹する1日だった。早朝から金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)のロケ現場に入った時効管理課熊本課長役の岩松は、他の役者たちとともに細かいカット割りを次々とこなしていく。 前回の「時効警察」シリーズが終了したのは、2007年。実に12年ぶりの復活ということになる。オダギリジョー、麻生久美子をはじめ、ふせえり、江口のりこら出演メンバーは今回もほぼ同じ。役者たちの掛け合いの小気味よさ、ウィットなど、一級のコメディタッチも不変だ。12年もの歳月を経て、ドラマの新シリーズが放送されるのも珍しい。それほどこのコメディミステリーは、多くのファンをつかんできたということでもあるのだろう。岩松も「時効警察」の認知度の高さには驚かされてきたという。「ニューヨークで鮨屋に入ったら、日本人の職人さんから帰り際に、『ありがとうございました、熊本課長』って言われたことがあったぐらい(笑い)。他にもちょこちょこドラマに出演してきたけど、この役が特に印象的なんでしょう」 前回ドラマが始まったときに55歳だった岩松も、67歳になった。「出演者みんなで久しぶりに会ったとき、最初のうちは、『変わらないね』なんて言い合ってたけど、収録が進むにつれて、『やっぱり年をとったね』と言うようになった(笑い)。そりゃそうですよね、今回から入った吉岡里帆は、前シリーズのとき、中学生だったと言ってましたから」 東京外国語大学ロシア語学科を中退した岩松が初めての戯曲『お茶と説教』を書き上げ、34歳で劇作家としてデビューしたのは1986年。劇団「東京乾電池」に参加してはいたものの、「10年近い無自覚な演劇生活を振り返り、一本好き勝手に書いて演劇は辞める」とまで思いつめて書いた作品だった。デビュー作は高い評価を受け、4作目の『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞を受賞。だが、苦しい壮年期でもあった。「子どもができた時期とも重なってたし、食わさなきゃいけないという意識も強くて、いろんな意味でイライラしていました。30代、40代の頃は、とにかく舞台を成立させることに腐心していた。劇作家としてちゃんとしなきゃ、いい加減な仕事はできない、と強く思っていたんです」 1990年代以降、作家としての仕事量は増え、岸田今日子、樋口可南子、原田美枝子、小泉今日子、麻生久美子といったヒロインに向けて戯曲を書くことが多くなっていった。「女優さんには損をさせちゃいけないという思いがあって、いい本を書いてあげるということを自分に課して、追い込んでいくような感じでした。女優さんと向き合って、刺激をもらって書くものに広がりをつけていきたいという気持ちも強かったのかもしれない。自分の中の訓練でもあったなという気がします」 50代になると、岩松の仕事の質と量はさらに変化していく。劇作家、演出家に加え、それまではさほどでもなかった役者としての仕事が急激に増え出すのだ。剽軽さも重厚さも自在に表現する岩松には、ありとあらゆる役が降ってきた。同時に知名度も急速に上がっていく。しかし岩松は、自身のスタイルをこう規定する。「仕事はなんですか、と訊かれたら、やっぱり劇作家と答えるんです。なぜかと言ったら、それがいちばん自分がエネルギーを注いでいるものだから。自分の表現の形としては、最も幅と深みを与えられるものだから。誰も助けてくれないし、人と喋らない日が何日も続くような仕事ですけどね。でも、それとバランスをとるように、役者の仕事をやると、自分としては非常にいいんですね。役者は対人関係で動いていくし、作家とは使う神経が違うので」 役者としての実力は、是枝裕和、園子温、三池崇史、宮藤官九郎らそうそうたる映画監督に起用されていることからもわかる。2013年には、61歳にして『ペコロスの母に会いに行く』(森﨑東監督)で映画初主演。老いた認知症の母を看る禿頭の息子を好演し、高い評価を受けた。 岩松がこれまで戯曲の大きなテーマとしてきたのは、「日常的な生活の中にある人間の問題を掘り下げること」だ。家庭や夫婦を扱った作品も少なくない。「喜劇とかあまりジャンルを区別したくないんですけど、喜劇にはあまり悪い人が出てこない。たとえ犯罪者であっても。でも、僕が戯曲を書くときは、日常生活の中で、普通に振る舞っている人にもいかに悪意があるかというのを探ろうとする。飯を食っているだけで悪意がある、みたいなシーンを面白がったりするわけです」 岩松が描くのは、人間が抱く善意、悪意、偽善性といった感情や関係性だ。細やかな言葉のやりとりや動きから、人間の本質を浮き彫りにする。 劇作家、役者に加えもうひとつの顔である演出家を引き合いに岩松はこう言った。「世の中、どれだけウソがまかり通っているか、人は何で動かされているのか、人のいかさまぶりがいかほどか、といった仕組みがわかっているのが演出家。そういう意味で自分はそれに近づいてきている気がするし、もっとちゃんとした演出家になりたいという願望も強いんです」【PROFILE】いわまつ・りょう/1952年生まれ、長崎県出身。劇団「自由劇場」「東京乾電池」を経て、劇作家・演出家・俳優と多岐にわたる才能で活躍。1989年に『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞、2018年に『薄い桃色のかたまり』で鶴屋南北戯曲賞を受賞。●撮影/矢西誠二 取材・文/一志治夫※週刊ポスト2019年11月1日号
2019.10.25 07:00
週刊ポスト
高田文夫 立川志らくほどTVでブレイクした噺家はいない
高田文夫 立川志らくほどTVでブレイクした噺家はいない
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、小僧のときから知る日大芸術学部の後輩、立川志らくがワイドショーの新MCとなったご祝儀コラムをお送りする。 * * * 今回の原稿はほとんど立川志らくへの御祝儀です。私の知る限りここまでテレビでブレイクした噺家はいないと思う。たしかに三平、円鏡(円蔵)は露出は多かったが、ポジションはあくまでもコメディリリーフ。かつて上方には仁鶴、三枝(文枝)と出まくっていたが……。 今回志らくは、なんと毎日帯でワイドショーのメインMCだ。今まで通り10時25分からの『ひるおび!』を続行しながらの『グッとラック!』(月から金、朝8時から)である。この号が発売される9月30日からスタートというのだからめでたい。 TBSはこのところしくじり続きで、『消えた天才』やら『クレイジージャーニー』が放送できなくなったとか。老婆心ながら、志らくがすぐに『消えたクレイジー』にならぬよう祈るばかり。ベンチに志の輔も談春もスタンバらせておくか。どちらにしても、ひと言多く正論を吐いちゃって自滅していく炎上商法とならぬよう。 想えば35年も前か。私が若僧で超忙しくしている時、1日時間がとれたので日大芸術学部の落研の合宿へ顔を出した。学生達にとっちゃ憧れの爆笑王が来たので、パニックだ。そこに新間クンという学生がいた。 ケン玉しかできない小僧さんだったが、私のネタをパクッたとかで落語だけは“ギャグだくさん”で面白かった。思いつめたそいつの手をとってあの立川談志のもとへ……さぁどうなるってところだが、そこらあたりの初対面のドキドキ、面白さをこの度、実は私が、一気に書きおろしたのである。 私が個人的に心の中で「高田的三バカ大将」と呼んでいる日芸の後輩で少しは出世した男達との初めての出会いを中心に書いた。立川志らく、爆笑問題、宮藤官九郎である。分かる人は分かると思うが、今の日本の“笑文化”をリードしている男達である。 書きおろしにこの連載コラム3年分を担当のお嬢様編集者が上手に取捨選択してただいま作っている真っ最中。10月30日刊行予定。タイトルが『面白い人のことばっかり!・ザ・笑売じょうずたち』(高田文夫、絵・佐野文二郎/小学館)である。予定に入れといて下さい。 志らくのこの大活躍を一番喜んでいるであろう立川談志。2011年だから亡くなって8年。今年も命日がやってくる。そこで恒例「談志まつり」(有楽町よみうりホール)が11月20・21日。一門の落語にはさまって、20日夜の部には“高田文夫vs志らく”の、対談とは名ばかりの「公開小言」があります。お時間のある方はどうぞ。※週刊ポスト2019年10月11日号
2019.10.01 16:00
週刊ポスト
のん、香取慎吾も NHKが独立芸能人を積極起用する背景
のん、香取慎吾も NHKが独立芸能人を積極起用する背景
「やっとテレビで見られた!」──朝ドラ『あまちゃん』(2013年放送)でブレイクしてから6年、久しぶりに能年玲奈こと「のん」(26)がNHKに“カムバック”し、ファンを歓喜させている。 のんは主演声優を務めたアニメ映画『この世界の片隅に』が8月3日にNHKで放送されたのに続き、翌週10日には『#あちこちのすずさん』という映画の関連番組に出演した。 これがテレビ界に衝撃を与えている。というのも、のんは『あまちゃん』でブレイクした後、所属契約を巡って事務所と対立、独立後はCMを除けばテレビ出演がほぼない状態が続いていた。最近になってのんのマネジメント会社が、「テレビ局の若手から出演のオファーが来ても、上層部によって潰されることが繰り返されてきた」と声明を出したほどだ。 それがここに来て2週続けてのNHK出演。いったい何があったのか。「NHKは公正取引委員会が元SMAP3人の出演に圧力をかけた疑いでジャニーズ事務所に注意したことを報じるなど、独立した芸能人の出演問題に関心が高い。 その後、元SMAPの香取慎吾が萩本欽一の『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』(NHK BSプレミアム、8月18日放送)に出演することが発表されるなど、民放と違い独立したタレントを積極的に起用しようとしている。のんの出演もその流れではないか」(芸能関係者) そうなればやはり期待されるのが、のんのドラマ出演である。芸能評論家の三杉武氏はこう話す。「NHKでドラマ復帰となれば、やはり大河ドラマ『いだてん』でしょう。『あまちゃん』を手がけた宮藤官九郎の脚本で、橋本愛、小泉今日子、薬師丸ひろ子と、のんを除く主要キャストは軒並み出演している。すでに撮影は大詰めですが、最終回の1回限りでもいいからサプライズ出演を期待したい」 大河ドラマのワースト視聴率を更新している『いだてん』だが、のんの出演が大逆転の“ラストスパート”となるか。※週刊ポスト2019年8月30日号
2019.08.19 16:00
週刊ポスト

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