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セイン・カミュ 家族5人が1LDKの家でベッドに雑魚寝

 このほど、3人の子供の子育てに積極的にかかわる日々を綴った『ザ・イクメン』(三省堂、1365円) を出版した、セイン・カミュ(39)。一家5人で同じ部屋の同じベッドで寝ているという。

「でも、正確にいうと“州”とも違うなあ。こっちの端から順にカミさん、娘、長男、ぼくが並んで、そして4人の足元に次男が横になって寝るんですよ」――キングサイズのベッドに、家族5人が一緒に寝ているというわけだ。

「夏は、“暑いよ、もっと離れてくれよ”でしたが、これからの季節は自然に密着度が高まりますね(笑)」

 子供は7才の長男、もうすぐ5才になる次男、クリスマスがきたら2才の誕生日を迎える長女。

「長男はもうそろそろひとりで寝るべき年齢だよね。だけど、いまの家は1LDKなので、彼の部屋をどうするか。う〜ん、考えどころだなあ」

 ユーモラスに、でも真剣に考え込む彼は、アメリカ人の父とイギリス人の母との間に生まれた。生後まもなく両親が離婚、母親が再婚した日本人男性を父として育つが、基本的には欧米の育児法で育てられた。つまり、赤ちゃんのときから、親とは部屋を別にし、寝るときもひとりだったのだ。

「欧米ではそれが当たり前。だから、自分の子供もそうすべきだと思っていた。ところが、日本人のカミさんは川の字で寝るべきだという。それぞれのメリットとデメリットについて話し合いました」

 寝室を別にしたほうが、早くから自立心が育まれる、一緒なら突然の発熱もすぐに気がつく…さまざまなことを検討しながら、日本型の川の字に落ち着いたのだ。

※女性セブン2010年11月11日号

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