国内

女はスマホに「かわいい」「ピンク」求める 男はここをホメろ

「10-30代女性のスマートフォン利用に関する調査」MMD研究所

 シーズンごとに新機種が発売される携帯電話。現在はスマートフォンに各社が力を入れているが、まだまだ既存の携帯電話を使用している人も多い。

モバイルユーザーの調査に詳しいMMD研究所が発表した「10-30代女性のスマートフォン利用に関する調査」によると、45%が購入に前向きであり、20代女性の半数がスマートフォンを購入したいと考えている──という結果が出た。

 理由としては「アプリやゲームを楽しみたい」「インターネット機能が使えるから」と、機能面に注目しているようにも見えるのだが、アンケート結果をよく見ると“そんなに前向きな人が多いのに、どうして女子のスマホ化があんまり進んでいないのか?”というのがわかる。

 今回明らかになったデータとしては、まず「欲しいスマートフォンの色」1位は43.9%で「ピンク」である。そして「スマートフォンに求めること」の5位が、「カラフルでかわいい色」。

 各社がしのぎを削って「こんな機能が!」とか、「アプリ楽しい♪」とかやっても、結局のところ女子にとっては「えー。でも、かわいくなーい!」の前には、太刀打ちできないのだ。

 逆に考えてみると、極論かもしれないが「ピンク=かわいい」を前提に置いておけば、新しい女子に出会うことが増えるこの季節、会話に困ることはない……ともいえる。

 出会ったばかりの人に限らず、なかなか会話の糸口が見つけられない時、相手が女性であれば、何かをほめることで盛り上がる可能性が出てくる。しかしいきなり「かわいいね」とか「きれいですね」といったことを口走ると、むしろヘンな反応になったり、引かれてしまうようなことが起きる恐れがある。

 そこで記者の周りの女性に聞いてみたところ、「服や持ち物は、気に入って買うものだから、自分の気に入っているものをほめられるのは、素直に嬉しいと思う」ということで、具体的な「もの」に対してほめ言葉を言う分には、こうした悲劇は避けられるという。

 困った時には相手が身につけているものの中で「ピンク」を見つけ、それを「かわいいね」と言うのが、どうやら「最大公約数的な正解」テクニックといえるだろう。

 話がそれたが、自分がスマートフォンユーザーの場合、周りから「どれを選べば良いか?」といった相談をされることも増えてくる。

 ここで気をつけたいのは相手が女子の場合、延々と機能の蘊蓄について語り、気がつくとうんざりした表情をされ、内心では“相談してきたのはそっちなのに……”としょんぼりするパターン。

 前出の「スマートフォンに求めること」の結果を見ると、最近搭載されるようになった「ワンセグ」や「おサイフケータイ」など、“スマートフォンである必要はないよね? むしろ携帯で満足しているのでは?”と言いたくなる。

 しかしせっかく頼ってきた女子に「携帯でいいんじゃない?」というのでは、ポイントが稼げない。そこでアンケート結果を元に考えると、「最大公約数的な正解」のスマートフォンは、2011年3月10日から順次発売の『IS05』(au)が有力株。

 サイズもコンパクトで軽量、「ワンセグ」「おサイフケータイ」「赤外線」OKで、なんといってもポイントはカラーリングに「ピンク」があるのだ。

 なお「どうだ。これで文句はあるまい!」と薦めてみたところで、「docomoじゃないとイヤ」と言われたり、気づいたら結局『iPhone』を持っている姿を見ても、めげたりしないように。

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン