芸能

相方だけが売れてしまった芸人 周囲は腫れものに触る扱いする

お笑いコンビで、片方だけが売れることがある。片方が、お笑いとして売れている場合、もう一方は、“バーター”として番組に出るチャンスはある。最近では、“じゃない方芸人”として活躍の場をどうにか広げる芸人もいる。

ただし、片方が俳優になった場合はややキツいことも。1990年代に、若手芸人が一気に売れるきっかけをつくった番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)で名前が知れた芸人・Aは、某映画監督に気に入られたことを機にお笑い芸人から俳優へ転身した。

しかし、コンビの解散はしていない。

では、もう片方のBはどうなっているのだろうか。数年前までは単独ライブも行っていた二人。ライブにかかわったことのある後輩から話を聞くと、「Bさんは何度も練習をしているのにも関わらず、ツッコミが間違っていることがよくあった。自分のギャグを後輩に考えさせたり、後輩がもともと使っているネタをパクったりすることもある」という。

この二人に限ったことではないが、売れた方は苦難を共にした相方のためにも「オレらは仲が良い」とアピールしようとするが、売れていない方がついつい「どうせあいつはオレのことをバカにしている…」となることも。

こうした状況にお笑いコンビのマネージャー(前出AとBとは関係ない)は「売れている方にも売れていない方にも気を遣わなくてはいけない。ただし、売れていない方がひがみやすいので、そちらをよりケアする必要がある。引退勧告を切り出すわけにもいかないし、コンビとしてズルズルと事務所のHPなどにプロフィールを残さざるを得ません」と語る。

関連キーワード

関連記事

トピックス

浩子被告の主張は
「すごい、画期的だ…」娘・田村瑠奈被告と被害男性の“初夜”の日、母・浩子被告が夫に送っていた「驚嘆LINE」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
怒り心頭のマツコ
《所属事務所社長の失踪で“消えた大金”》マツコ・デラックス“年収7億円”“20億円”説に「本当の金額はかけ離れている」と猛反論 
女性セブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「1000人以上の男性と関係を持った」金髪美人インフルエンサー(25)が“乱倫パーティー動画”削除の大ピンチ《世界に波及する“奔放な女”の影響力》
NEWSポストセブン
ゆうちゃみが出演するAC JAPANのCM(公式HPより)
《フジテレビ問題が波及》ACジャパンCM連発に募る不満、回数だけじゃないモヤモヤの理由
NEWSポストセブン
ビアンカ・センソリ(カニエのインスタグラムより)
《過激ファッション》カニエ・ウェストの17歳年下妻、丸出しドレスで『グラミー賞』授賞式に予告なく登場「公然わいせつ」「レッドカーペットから追放すべき」と炎上
NEWSポストセブン
女性皇族の健全な未来は開かれれるのか(JMPA)
愛子さま、佳子さま“結婚後も皇族としての身分保持”案の高いハードル 配偶者や子供も“皇族並みの行動制限”、事実上“女性皇族に未婚を強制”という事態は不可避
女性セブン
第7回公判では田村瑠奈被告の意外なスキルが明かされた(右・HPより)
《モンスターに老人や美女も…》田村瑠奈被告、コンテストに出品していた複数の作品「色使いが独特」「おどろおどろしい」【ススキノ首切断事件裁判】
NEWSポストセブン
『なぎチャイルドホーム』の外観
《驚異の出生率2.95》岡山の小さな町で次々と子どもが産まれる秘密 経済支援だけではない「究極の少子化対策」とは
NEWSポストセブン
出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
【独自】《水原一平、約26億円の賠償金支払いが確定へ》「大谷翔平への支払いが終わるまで、我々はあらゆる手段をとる」連邦検事局の広報官が断言
NEWSポストセブン
浩子被告の主張は
《お嬢さんの作品をご覧ください》戦慄のビデオ撮影で交わされたメッセージ、田村浩子被告が恐れた娘・瑠奈被告の“LINEチェック”「送った内容が間違いないかと…」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
中居の恋人のMさん(2025年1月)
《ダンサー恋人が同棲状態で支える日々》中居正広、引退後の暮らし 明かしていた地元への思い、湘南エリアのマンションを購入か 
女性セブン
2月5日、小島瑠璃子(31)が自身のインスタグラムを更新し、夫の死を伝えた(時事通信フォト)
小島瑠璃子(31)夫の訃報前に“母子2人きり帰省”の目撃談「ここ最近は赤ちゃんを連れて一人で…」「以前は夫婦揃って頻繁に帰省していた」
NEWSポストセブン