芸能

あの高橋名人 年下女性との新婚生活は“桃鉄”か“ゼルダ”

新婚生活を語った高橋名人

 1980年代から1990年代にかけて全国の子供たちを熱狂させたファミコン。そのファミコン世代では、知らない人はいないゲーム名人の先駆けが、高橋名人こと高橋利幸さん(52)だ。昨年5月にハドソンを退社、転職先でもゲームに関わり続けている。昨年末には、39才の会社員Aさんと、彼女の誕生日の12月9日に入籍したことを発表。プライベートを語ることは決して多くはない名人だが、出会いの秘話から甘い新婚生活までを当サイトが直撃インタビュー。名人からは意外なホンネが次々と飛び出した。

――奥さんとの出会いのきっかけから教えてください。
名人:ぼくが主催したウオーキングのイベントに参加してくれた人なんです。イベント後の打ち上げで飲みにいったときに、「メアド交換していいですか?」って彼女がいうから、「いいよ」って赤外線通信したら、ぼくの登録している電話帳なんかの情報が全部いっちゃったんです。ぼくも酔っ払ってましたからね。それで、一週間後くらいに「食事行きませんか?」とお誘いがあって、タイミングよくスケジュールが空いてた。そういうのが何回か続いたんですよね。ぼくは向こうから攻められたわけです。

――結婚まではどれくらいのつき合いですか?
名人:なんだかんだいって4年ぐらいじゃないですかね。

――52才までどうして独身だったんですか?
名人:思うような人がなかなかいなかった。趣味に夢中だったんですね。“高橋名人”として事故に遭ってはいけないからと、会社からバイクに乗るのを禁止されていたんですけど、10年くらい前、日曜日にバイクに乗る夢をみたんです。そのときは、もう名人としてそんなに活動してないから大丈夫だろうと勝手に判断して、バイク店にいってバイクを買ったんですよ。

 それからツーリングが大好きになって、土日になればツーリング。平日は仕事しているわけだから、デートする日っていうのはないんですよ。だから、選ぶんだったらバイクの後ろに乗ってもいいという人だと思って。奥さんとは4、5回目くらいのデートのときに、「ツーリング行くけど乗る?」って聞いたら、「行きたい」っていうから後ろに乗っけて、そのときは無謀にも1日で550キロ走ったんですね。伊豆半島一周ですよ。でも最後に笑ってたんで「このコ、いけるかな」と思いましたね。

――そこがツボだったわけですか?
名人:はい。それで何回かツーリングに誘ったら、毎回楽しみにしている。実はもう3年くらい一緒に暮らしてるんですけど、毎年夏休みに9日間かけてロングツーリングに行くんですよ。最初は、東京から香川に讃岐うどんを食べにいくというのを一週間。去年と一昨年は、北海道を半周と一周。今年も夏休みをいただけたら、また北海道行こうかなと。彼女は、バイクに乗ることに抵抗がないんですね。雨の中でも全然OKだし。

――休日に一緒にゲームをすることもありますか?
名人:ときどきしますよ。奥さんもゲーム好きなんで。一緒にやることもありますし、別々のゲームをやっている場合もあります。例えばむこうが“ゼルダ”をやっていて、ぼくが別のゲームをやってるとか、ぼくがリビングでテレビを見ていて、奥さんは寝室にあるテレビでWiiとかやってることもありますし。

 奥さんとは一緒にやるのは“桃鉄”とか。ただ、“桃鉄”やるとケンカになるので基本的にはあまりやらないほうがいいかな。奥さんは『龍が如く』とか好きですね。“ゼルダ”も全部クリアしたみたいだし。でも、そうはいっても12月に入籍してから2か月でまだ新婚なんで、土日はふたりで外にメシ食いに行ったりします。ゲームはいつでもできるし、空いてる時間だけでいいですしね。

――もともと奥さんは高橋名人のファンだったんですか?
名人:ぼくのことは知らなかったんじゃないですか。ウオーキングイベントに参加してくれたときに、だいたいぼくはガキ大将タイプですから、アキバに集合して山手線を半周して新宿まで歩こうと発案したんですよ。距離にして25キロくらいですかね。その後の飲み会で、「明日(日曜)ももう半周して1周しちゃおうぜ」って急に決めて、その2日間に参加したのが6、7人いて彼女もいたんです。だから多分ゲームは関係なくて、そのときに、ぼくに対して何か思ったんじゃないですかね。何がよかったかはぼくもわかんないです。

――でも、運命的なもの感じたのでは?
名人:まぁたまたまですよ。グイッと来られた結果がこれです。まぁどうなるか分かんないですよ、出会いなんてね。

――プロポーズは名人から?
名人:最後決めるのは男じゃないですか。でも、プロポーズはしたのかなぁ。多分これ彼女の“計算”だと思うんですけど、彼女の誕生日が来たときに「最後の30代か~」とかっていうんですよ。そうすると、こっちもなんか考えないといけないと思うから、「籍入れるか?」ということになるわけですね。「え~、入れてくれるの?」というから、「もういまさら放りだすわけにもいかないよな~」みたいな感じですよね(笑い)。

――奥さんのどんなところが好きですか?
名人:彼女は押しが強かったんですね。性格も好きだし、スタイルも。ぼくね、ポチャ体形が好きなんです。ぼくの好みとしては、標準体重プラスαぐらいがいいんですよ。

 ただ、彼女は一緒に暮らし始めて標準体重プラス10キロくらいになってますから。ぼくは後ろから両手を回したときに、両手がつなげなくなったら別れるっていってます(笑い)。いちばん理想なのは手首から肘をつかめるぐらい。それを超えたら太り過ぎだから文句をいわせていただきます。そこはデッドラインですね(笑い)。

【高橋利幸(たかはし・としゆき)】
1959年5月23日、北海道出身。1985年~1990年にかけて日本全国で一大ブームを巻き起こした“ファミコン名人”として活躍。ハドソンの社員だったが、16連射で一躍、子供達のヒーローとなる。2011年5月31日付けで約29年勤めたハドソンを退社。インターネット番組『ゲッチャ!』では「名人」の肩書きでゲーム番組やイベントのMC、プロデューサー業など多岐にわたり活動中。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン