国際情報
2012.02.14 16:00 週刊ポスト
韓国性教育施設で幼稚園児「おっぱいついてる!」と興味津々
韓国の性教育の特徴は、学校以外の専門機関が重要な役割を果たしていることだ。
中でも積極的に活動しているのが、ソウル市内の青少年から性を含む相談を受け付ける目的で設立された「AHA! 青少年性文化センター」である。体験型の学習ができる「セクシュアリティ体験館」を運営。例えば「子宮の部屋」という展示室では、赤いライトに照らされた中で心臓の音や温かみのある布に囲まれ子宮の中にいる状態を疑似体験できる。
他にも、生まれる赤ちゃんと同じ重さの人形をお腹に入れ、妊婦体験をしたり、お母さん人形の中から生まれてくる赤ちゃん人形を取りあげるという産婆の体験なども可能だ。体験館を訪れる幼稚園児などは、教材に興味津々。
「おっぱいがついてる!」
と、人形の洋服をめくったり、
「中に何が入ってるのかな」
と、赤ちゃんの重さを表わすための砂が入っているお母さん人形のお腹を触ってみたり、手にとって遊びながら性教育が学べるようになっている。
このセクシュアリティ体験館には、性教育の授業の一環で多くの小学生や中学生が訪れているという。
また、館内には、街中の誘惑スポットが再現されたコーナーもある。これは、子供たちが街に潜む危険な場所を判断できるようにする目的で設けられたもので、性暴力予防に力を入れていることがうかがえる。
※週刊ポスト2012年2月24日号
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