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温泉豆知識 成分分析表の読み方や源泉かけ流しの意味を解説

 スーパー銭湯に代表される“街ナカ”の温泉施設が人気の昨今。この寒い季節、手軽に行けて、すぐあたたまることができるのが最大の魅力だが、利用する前に知っておきたい温泉の豆知識を紹介しよう。

 温浴施設では、よく壁に『温泉成分分析表』が貼られているが、その読み方を知っておきたい。舞浜ユーラシア温泉入浴指導員・海老原一貴さんはこういう。

「日本の温泉は9種類の泉質に分類され、成分により違った効能が認められています。たとえば硫酸塩泉や炭酸水素塩泉には、毛穴の汚れや角質を落とす乳化作用が。pH値7.5~8.5の弱アルカリ性温泉にも同様の作用があり、弱アルカリ性のお風呂が美人の湯とされるゆえんです」

 また、塩化物泉は、皮膚に皮膜をつくり、低温でも保温効果が。一方、酸性泉には殺菌作用がある。

 また、よく使われる“源泉かけ流し”という言葉の意味だが、地中深くからくみ上げた温泉を、加水や濾過をしないでそのまま浴槽に注ぎ入れ、古いお湯はあふれ出てそのまま排出する仕組みになっている温泉のこと。

「つねに新鮮で成分そのままの温泉に浸かれるという意味では、温泉好きにとっては贅沢なお湯。一方、濾過装置を通してお湯を循環させているのが循環式。多くのかたが入浴してもいいように加温・加水・殺菌をしている場合がほとんどです」(前出・海老原さん)

※女性セブン2012年3月8日号

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