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シミが気になり始める年齢は31.6才 「シミ予備群」は9割

 紫外線が日増しに強くなっていくこの季節、女性にとってもっとも気になるのが、肌のシミ。カネボウ化粧品の調査によると、20代後半から40代女性は、気になる肌トラブルとして“シミ”を挙げる女性が最多。「シミが気になり始めた年齢は?」という問の答えは平均31.6才と、予想以上に早い。また、30~40代女性の約9割は、「シミがある」と答えている。

 気になるのは、今あるシミだけではない。「シミ予備群」、つまり、メラニンが過剰に生成されているが、肉眼では見えないごく薄いシミが、いずれは目立ってくると考える女性は、91%(同調査より)。日焼け止めや日傘を使ったりしても、秋になるとシミが点々と浮かび始め、冬になっても完全には消せず、しかも、年を重ねるごとにシミが定着してきている……。

 シミをこれ以上増やさないためには、早めにしっかりケアしよう! ということで、美白美容液を試すことに。使ってみたのは、薬用美白美容液『suisai ホワイトニングエッセンス』(カネボウ)。独自に開発された美白有効成分のロドテノールの力で、まだ目立たない薄いシミや、シミ予備群ができるのを防ぐという。屋外に出かける予定のつまったゴールデンウィークから、早速使い始める。

 朝晩の洗顔後、いつも通りに化粧水をつけてから、『suisai ホワイトニングエッセンス』を使用する。1回の使用量は、2プッシュ。1円玉程度の大きさで、最初は「足りないのでは」と思ったが、伸びがいいので、顔全体をカバーするには十分だった。

 テクスチャーは透明で、ややとろみがある。伸ばしてから、乳液をつける前までにはちゃんと浸透して、肌表面に残ったり、ベタついたりする感じはまったくない。これから暑くなるので、使用感がさっぱりしているところはポイントかも。

 さっぱりでも薬用、つまり医薬部外品として認められている美容液なので、期待がもてる。美容液を使い続けながら3日ほど、仕事で出歩き、紫外線をたっぷり浴びた日もあったが、朝晩、鏡をじっくり見ていても、シミができる気配はなし。1日ドライブをして、助手席で、避けようのない日光にさらされた日も、ちゃんとシミに対するケアをしているおかげで、安心して楽しむことができた。

 使っている間に気づいたのは、夕方になっても肌がしっとりしていること。パッケージで確認したところ、ヒアルロン酸や豆乳発酵エキスなどの保湿成分もたっぷり入っていることがわかった。さらに、ネット状の構造で、肌の内側に水分をかかえ込むアクアネットという成分が配合されているらしい。そのおかげで、うるおいも美白成分も、しっかりキープできているようだ。

 使い始めて1週間後の朝、メイクをしているときに、「首だけ、なんだか黒い!」と気づき、びっくり! この美白美容液を顔にはしっかりなじませていたが、首には使っていなかった……。まだ傍目からはわからない程度だが、1週間ほどで色の差が出たということは、美容液をつけた顔はちゃんと美白できていたのだと、あらためて実感。

 メイクで隠せない首は、ある意味、顔以上に美白ケアや紫外線対策が必要かもしれない。慌てて、美白美容液を1プッシュ分、首の前後とデコルテに使うことにした。それでも1回分の使用量はかなり少なめ。薬用の美白美容液ということを考えると7140円とはいえ、コストパフォーマンスとしては優秀かも。

 美白美容液でシミケアをスタートしてから10日ほど。首の黒さという思わぬところで、この美白ケアの威力を知ることになった。保湿もできるし、使う手間もかからない――ということで、これからの季節に活躍しそうなアイテム。

 秋になって、突然現れるシミをどうにかしようとエステに駆け込んだり、高価な美白アイテムを投入したりするよりは、まず「シミ予備群さえつくらない」こと。仕事も家事も、美白ケアも、“事前の段取りが大切”というのは共通しているようだ。

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