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SBの逆襲! 放射線測定ケータイにプラチナバンドも稼働

『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、櫻井よしこ、勝谷誠彦ほかの豪華執筆陣にくわえ、ガジェット情報も充実。インターネット関連のニュースサイトでいま最も注目を浴びる『Gizmodo Japan』がお届けするガジェットニュースは、人気コンテンツのひとつ。6月8日の18号の中から、その一部を紹介する。

 * * *
 みなさんこんにちは。ギズモードライターの野間です。いよいよ2012年夏の新しい携帯・スマホラインナップが出揃いました。といってももうガラケー、携帯電話の姿は少なく、“オールスマホ”といってもいいほど。その中で目立ったスマホを取り上げますよ。

 ドコモからはついにここまできたか、という感じの「らくらくスマートフォン F-12D」が登場。らくらくシリーズの特徴である、大きめの文字で読みやすく、押しやすいボタンがスマホでも実現しました。タッチパネルは押した感触が伝わらないのが問題でしたが、2段階タッチ方式の採用、振動でフィードバックするといった工夫がなされています。これなら「最近老眼がキツイんだよなあ」という方も安心してスマホが使えますよ。

 auからはクアッドコア、WiMAX、指紋センサー搭載の次世代機「ARROWS Z」が登場。クアッドコアとはCPUのコアが4つ、従来のデュアルコアの2つと比較すると2倍! WiMAX対応で高速インターネット通信が可能、高速CPUとあいまって軽快にインターネットを見られるだけでなく、スマホをWi-Fiルーターとして他のノートPCや携帯ゲーム機などが無線接続できるテザリング機能に対応。これ1台あればどこでもネット接続できます。指紋センサーによりセキュリティ面も安心。

 そして、みんな気になっていたけど、まさかと思っていた「放射線測定機能付きスマホ」がソフトバンクから登場。「PANTONE 5 SoftBank 107SH」は世界初となる放射線測定機能を搭載、ボタンをクリックするだけでその地点の放射線を測定、地図に表示することも可能です。

 また、ソフトバンクは悲願の「プラチナバンド」を導入。今までソフトバンクは電波が弱い、つながりにくいといった評価で、それは基地局の数だけでなく周波数によるものも大きかったのです。

 ドコモとauは700~900MHz帯の通称「プラチナバンド」を使っていたのですが、ソフトバンクは2.1GHzの高い周波数帯のみの提供でした。プラチナバンドを使うとより遠くまで、室内や地下でも電波が届きやすくなり、山やビルなど遮蔽物の陰でも電波が回り込むのでつながりやすくなるというメリットがあります。基地局のカバーエリアは実に3倍に拡大、ソフトバンクもついに ドコモ、auと同じ土俵に立てる日が来たのですね。

 iPhone4sなども対応しているプラチナバンドサービスは7月25日スタートです。

※参考ページ

【ドコモ発表会2012夏】発表された新端末、全機種ハンズオンまとめ!

【au新製品発表会】ARROWS Zはクアッドコアや指紋センサーを搭載した次世代機

【ソフトバンク発表会2012夏】放射線測定機能を搭載したスマホ「PANTONE 5 SoftBank 107SH」速攻タッチレビュー

※メルマガNEWSポストセブン18号

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