芸能

田原俊彦がLiveで恒例のヒット曲を歌わなかった理由を分析

 6月19日、田原俊彦(52)がアルバム『I AM ME!』の発売記念ライブを東京・赤坂BLITZで行なった。この日はアルバム収録曲の『星のない街』『Mr. BIG』『ヒマワリ』など10曲を熱唱。年齢を感じさせないキレのあるダンスで、約900人のファンを魅了した。

 過去の田原の新曲リリースパーティでは、必ずといっていいほど『抱きしめてTONIGHT』『ごめんよ涙』『哀愁でいと』のヒット曲も歌われていたが、なぜかこの日のライブでは選曲されなかった。それはなぜか。田原を知る芸能関係者はこう解説する。

「それには2つの理由があると思います。『抱きしめてTONIGHT』や『ごめんよ涙』を歌うと、必ずテレビでその部分が使われます。それはよいことなんですが、田原のコーナーが10分も20分もあるわけではない。芸能ニュースとしての短い時間のなかで、『抱きしめてTONIGHT』や『ごめんよ涙』が“尺”を取ると、肝心の新曲の流れる時間が必然的に減少しますからね」

 もうひとつの理由はなにか。

「新しい田原俊彦を見せていくという意気込みの現われではないでしょうか。実際、この日歌った曲はすべてジャニーズ事務所からの独立以降のモノ。最近は、作詞を綾小路翔や爆笑問題の太田光が担当し、曲調も以前とは変わってきています。

 田原ほどの実績があると、どうしても過去の栄光にすがりたくなるものですが、それでも、新たな挑戦をしていく。田原にはもともとそういう資質がありますからね。

『It’s BAD』(1985年発売)では当時まだ流行していなかったラップをいち早く取り入れたし、今では当たり前になった『アイドルがドラマに主演して主題歌も歌う』というスタイルも、“びんびんシリーズ”の田原が作り上げたモノ。50代に突入した田原が新たなムーブメントを巻き起こす可能性も否定できません」(同前)

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