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持ち家自慢男 義弟の家賃が自分の月給と同額と知り以後無視

 どうしても他人と比べたくなってしまうのが人間というものだが、会う人会う人と自分を比較してランク付けするというのは、さすがによろしくないのでは? 東京都に住む美容師のEさん(40才女性)の夫(40才)は、まさにランク付け大好き人間だという。そんな夫にあきれ果てたエピソードをEさんが告白する。

 * * *
 爪に火をともすようにして貯めた定期預金を崩し、両方の親から生前贈与してもらい、やっとやっと小さな一戸建てを建てて半年。夫が変なの。ローンの返済が大変という事情もあるんだけど、人の顔を見れば、家は持ち家か、分譲マンションか、はたまた賃貸か聞きたがるのよ。

 夫の中でいちばんえらいのは自分と同じ、都内に一戸建てを建てた人で、分譲マンションは下なんだって。

「男子たるもの、地べたに城を建ててこそ一人前だろ」って、いつの時代の人?

 ま、家の中でだったら、何言ってもいい。でも私の母の誕生会で、外資系勤務の弟が賃貸マンションに住んでいると知ったときのバカにしくさった顔といったらなかったのよ。

 本人を前にして「ほぉ~。人は見かけによらないっていうか、財布の中身はわかんないもんだねえ~」とカカカと大笑い。

 だけどその賃貸マンションの家賃が自分の月給とほぼ同額とわかると、すごく不機嫌になって、それから弟といっさい話しなくなっちゃったわよ。

※女性セブン2013年10月17日号

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