国内

年末年始の帰省 夫の実家に帰りたくない妻から怨嗟の声噴出

2013年も、まもなく終わり。2012~13年の年末年始は休みが取りにくく、帰省を控えたという人も多いかと思うが、今回は2013年12月28日が土曜日、2014年1月3日が金曜日と、カレンダー的に長い休みが取りやすい。帰省をするには絶好のタイミングだ。

しかし一言に「実家に帰る」とは言っても、「夫の実家に帰るのか? 妻の実家に帰るのか?」というのも大問題。インターネットの匿名掲示板には、夫の実家に帰ることを嫌がる妻たちから、怨嗟の声が大量にあがっている。

例えば、2ちゃんねるの「既婚女性」板には、「奥様が帰省について思うこと」というスレッドが存在する。こちらを見ると、

「お墓参りはきちんと行くから。家には寄りたくない・・」
「たまには帰省せずに家でのんびり過ごしたり、家族で旅行に出掛けてみたい」
「あーあ、今から正月が憂鬱だ」

と、「とにかく行きたくない」という声が圧倒的で、

「義実家なんて2泊が限界だよ
所詮は他人だもの…」
「旦那だけ実家帰ればいいのに」
「旦那は『行かないとまずいだろ』って言うけど何がまずいのかさっぱり分からない」

と、そもそもの帰省の意味を問う意見も多数登場。

逆に、「お互い自分の実家に帰り、それぞれの義実家には数時間だけ顔を出して食事する程度でいいんじゃないの、と言ってます」という夫に対しては、「いい旦那さんだね」「いいご主人」「ご主人すばらしい」と、絶賛の声が寄せられている。

また、経済的都合を理由に、帰省を嫌う人も少なくない。質問サイトのYahoo!知恵袋で、「帰省 費用」で検索してみると実に2000件以上がヒットし、

「年末年始に家族で帰省すると交通費が一人5万円かかり、家族全員で20万円かかります」
「帰省費用だけでも6万円かかり、ご馳走も毎回結構なお店でするので、全部で10万円以上の出費になります」

と、悲鳴をあげている人が続出。また「お年玉あげたくないから帰省しない」「お年玉は何才からあげればいいの?」と、お年玉出費を気にする人も少なくない。

ただ、ネガティブな情報ばかりを紹介してきたが、今年8月に紅茶ブランドのリプトンが、夏の帰省シーズンを前に行った調査によると、46%の嫁が「帰省する日が近くなると憂鬱になる」と答えたのに対し、87%の姑が「毎回、帰省してくれるのを楽しみに思う」と回答している。先述のスレッドにも、

「義理親が優しいのにびっくりしたよ~。みんなでワイワイ買い物行ったり、みんなで食卓囲むのがすごく楽しい」
「すっかり娘気分で入り浸り とにかく帰りは何かしら もって帰ります」

と、しっかり帰省を楽しんでいる人もおり、“しのぎ方”は人それぞれ。87%の姑が「楽しみに思う」と感じており、いずれ自分が迎える番が来ることを考えると、あまりに帰省を嫌がることは、差し控えたほうが賢明なようだ。

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン