トラックベースのキャンピングカーは室内も広々(幕張メッセ)
フル装備の大型キャンピングカーともなれば、やはり気になるのは価格帯だ。
会場内には1000万円以上する車も多数展示されていたが、ユーザーはたとえ高額な車両でも機能性重視で購入を考えている。
「景気回復基調もあり、ユーザーの高級志向は高まっています。広い室内でホテルのベッドルームを思わせるような豪華内装仕様車や、釣りやガーデニングなど趣味仕様にした車などが注目されています。
すでにキャンピングカーに乗っているユーザーに買い替える場合の価格帯を聞いたところ、800万円台をトップ(10.8%)に500万円台、700万円台と比較的高額な車両への関心が高まっています。1000万円以上の車を買いたいと思っている人も2割を超えています」(日本RV協会担当者)
どうやらキャンピングカー業界にもアベノミクス効果が表れているようだ。この勢いが続けば、「2台目にキャンピングカー」なんて乗り分けるユーザーが増えるかもしれない。