LINEが展開するパズルゲームアプリ『LINE:ディズニー ツムツム』(無料)が、1月29日のサービス公開以降、約60日間で国内1000万ダウンロードを達成する人気となっている。
このゲームは、ミッキーマウスやくまのプーさんなど、ディズニー作品の代表的なキャラクターたちが「ツム(ぬいぐるみ)」として登場し、それらを3つ以上、指でなぞって消していくという操作の単純さで、子どもだけではなく大人世代でもハマる人が続出しているようだ。
実際に、このゲームにハマっているという男性Aさん(53歳・IT系企業役員)は、その魅力を次のように話す。
「高校生の娘たちが家の中でずっとプレイしていたので、『パパにも面白いゲーム教えてよ』と教えてもらいダウンロードしました。このゲームは、1回プレイできる権利、いわゆる“ライフ”の役割を果たしている“ハート”というのがありまして、それをLINEの友人に送ったり、送ってもらったりできるんですね。
暇な時に娘にハートを送ったり、逆におねだりしたりすることで交流も生まれています。妻もやり始めているので、家族みんなでハマっているという感じで、単純だから家族みんなができるというのが魅力ですね」
また大学生の息子をもつ女性Bさん(50歳・主婦)も『ツムツム』にハマっているという一人だ。
「きっかけは息子の友人のお母さん、ママ友からの招待ですね。LINEで『ツムツムをはじめませんか?』という誘いがきたんです。それで始めたら、結構簡単で面白くって。
ゲームをやっているママ友も結構多いことがランキングで分かるんですね。『あれ、さっきまで○○さんに勝っていたのに抜かされてる! 悔しい~!』とか子供みたいに張りあっちゃって(笑)。良い暇つぶしになっていますよ。私はチップとデールが可愛くてお気に入りです」
子どもだけでなく、大人も魅了する要因のひとつは、誰からも愛されるディズニーのキャラクターに加え、単純明快な操作法、そしてLINE上の知人との適度な交流や競争を促すところが魅力のようだ。