ビジネス

会社で「計画に懸念がある場合」の適切な英語のフレーズは?

 経営コンサルタント・大前研一氏は、グローバル社会の中で活躍しようとするビジネスパーソンに「仕事で結果を出せる英語」を身に付けてもらおうと、学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学でオープンカレッジ「実践ビジネス英語講座」を開講している。

 このたび大前氏が監修し、同講座のエッセンスを凝縮した『大前研一の今日から使える英語』(小学館)が上梓された。同書の中から、ケーススタディをもとにいくつかのコツを抜粋しよう。

「計画がうまくいくとは思えない」──を直訳して「I don’t think this plan will work」などと言ってしまう人は少なくない。だがこれは、懸念というより「うまくいかない」と決め付けているように聞こえてしまう。

 あるいは「I don’t like this plan」という言い方では、好き嫌いで仕事をしているような印象を与えてしまう。そんな場面にふさわしい言い方は、「I have reservations about this plan」だ。reservationは「予約」という意味で覚えている人が多いと思うが、「懸念」という意味も持ち、ビジネスでは多用される。このように、ビジネスシーンにふさわしい英単語を身に付けること、一語一訳の発想にとらわれないことが大切だ。

 たとえば「この問題」と言う時に、「this problem」ではネガティブな印象を与えてしまう。problemは、解決が難しいやっかいな問題というニュアンスを含むからだ。そんな時は「this issue」と言えば「一緒に解決すべき課題」というイメージが伝えられる。

※SAPIO2014年6月号

関連記事

トピックス

羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
入社辞退者が続出しているいなば食品(HPより)
「礼を尽くさないと」いなば食品の社長は入社辞退者に“謝罪行脚”、担当者が明かした「怪文書リリース」が生まれた背景
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
入社辞退者が続出しているいなば食品(HPより)
いなば食品、入社辞退者が憤る内定後の『一般職採用です』告知「ボロ家」よりも許せなかったこと「待遇わからず」「想定していた働き方と全然違う」
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン
ムキムキボディを披露した藤澤五月(Xより)
《ムキムキ筋肉美に思わぬ誤算》グラビア依頼殺到のロコ・ソラーレ藤澤五月選手「すべてお断り」の決断背景
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン