女優・遠野なぎこが自宅マンションで亡くなっていることがわかった(本人instagramより)
女優でタレントの遠野なぎこさんが亡くなったことがわかった。7月3日に遠野さんの自宅マンションで身元不明の遺体が見つかり、本人の安否がわからない状態が続いていたが、7月17日、「親族一同」として、遠野さんのブログで〈このたび、遠野なぎこ(享年45歳)が永眠いたしましたことをご報告申し上げます〉と伝えられた。
発表は、以下の通り。
〈故人の名誉のため、死因についてもご説明申し上げます。 現在、警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません。 故人は、生前も大切な愛猫のために日々懸命に生きておりました。 どうか、皆さまにおかれましても、その想いをご理解いただけますと幸いです〉
なお、愛猫は無事に保護され、〈現在は安心できる環境で元気に過ごしております〉とのことだ。
遠野さんは、1979年11月22日生まれ、神奈川県川崎市出身。6歳で子役として芸能活動をスタートし、1999年、NHK連続テレビ小説『すずらん』でヒロイン・常盤萌役を演じた。2001年には、映画『日本の黒い夏─冤罪』での演技が評価されて、日本映画批評家協会新人賞を受賞している。
また、2013年には、自伝的小説『一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ』(ブックマン社)を出版し、母親から虐待されていたことを告白。自身が患う摂食障害や強迫性障害について活発に発信し、同じ病気に悩む人たちからも支持を集めていた。
私生活では3度にわたって結婚したが、いずれも3か月以内に離婚。“自己最短記録は結婚生活14日間”や“マッチングアプリにハマっている”といったエピソードをメディアで赤裸々に明かしていた。
昨年9月末には所属事務所を退所して独立、フリーに転向した。そんな遠野さんは当時、NEWSポストセブンの取材に対して、今後の活動への意気込みを以下のように語っていた。