ビジネス

社内不倫がバレて異動 対外的に使われる「表向きの理由」は

「職場の上司と不倫してました。社会人1年目、不安だらけの私に毎日、優しい笑顔をみせてくれました」(夕顔女 30代女性)

「実は、今現在、不倫中です! 同じ職場の同じ部署内で、席も隣です」(Neonさん 20代女性)――。

 こんな告白が続々と寄せられているのは、上戸彩さんが「平日昼顔妻」を演じる「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)のオフィシャルサイトの「昼顔投稿集」だ。

 平日昼顔妻とは週末や夜は家事をしっかりこなす良き妻、良き母を演じているが、平日昼間は不倫に勤しんでいる妻のこと。

 平日昼顔妻の近隣のセレブ主婦、滝川利佳子(吉瀬美智子)と知り合ったことをきっかけに、平凡な主婦だった笹本紗和(上戸彩)が生物の高校教師と不倫。その上、夫の笹本俊介(鈴木浩介)も職場の部下、長谷川美鈴(小南晴香)から迫られると、昼ドラ顔負けの不倫だらけのドロドロ愛憎劇だ。

「不倫は結婚生活を破綻させるだけでなく、会社員生命をも脅かします」

 というのは、社会保険労務士の稲毛由佳氏だ。そもそも不倫はプライベートの行為。それを理由に会社は処罰を下すことはできないものではないのか。

「社内不倫で相手の女性に文句を言うために奥さんが会社に乗り込んでくるといった修羅場になった場合には、話は別です。

 この場合、業務を中断させるという実害が会社に生じます。始末書の提出という一番軽い処罰はもちろんのこと、『業務に支障をきたす』ということで、役職からの降格や1週間程度の出勤停止などの重い処分が出ます。ましてや怪我人がでて、刑事事件になれば懲戒解雇も行き過ぎた処分とは言えません」(稲毛氏)

 しかし、現実には、たとえ、社内で修羅場が起きなくとも、不倫が発覚すれば成敗がくだされるのが一般的だという。

「不倫がバレていないと思っているのは、本人たちだけでワキが甘い人が多いんです。たとえ、本人たちにしかわからない言葉であっても、社内メールで待ち合わせの約束をしたり、業務中に目に余るような行動が目に付くケースが非常に多いからです」(稲毛氏)

 不倫はプライベートなこととはいえ、道徳的に許せないと考える人がほとんどだ。

 そのため、「不倫している人と一緒に働きたくない」、「2人がいちゃいちゃしているので、業務に集中できない」、「えこひいきしている」など、職場からのクレームで不倫は発覚してしまうものだという。

「人事部は、不倫を支持することも無視することもできない。もし、知らん顔すれば、人事部の評価の公正性が疑われ、人事に対する不満が一気に噴出してしまいかねない。そこで、表向きは不倫に無関係な理由で左遷するというわけです」(稲毛氏)

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン