「薬用スカルプD」シリーズなどエイジングケア商品を展開するアンファーが、頭皮や毛髪に関する正しい知識を広めることを目的としたWebサイト「髪のせんせい by アンファー」をオープン。同社ではサイト公開にあたり、500名(20代~40代有職者の男性300名・女性200名)を対象に「男性の薄毛」に関する意識・実態調査を行ない、印象としての「薄毛の境界線」がどのあたりに位置しているのか明らかになった。
同調査では「前頭部の薄毛」に注目し、「おでこ(眉山から髪の生え際を直線で結んだ距離)の広さが何cm以上になると、薄毛だと思いますか?」と質問。男女共に1番多かった回答は、男性が43%、女性は46%で「7cm以上」。また、女性は男性より薄毛のジャッジが厳しい傾向にあり、もう1段階狭い「6cm以上」と答えた人も42%いたという。
トイレの鏡の前で、隣の先輩を見ながら“俺はまだ大丈夫”と思ったり、同僚同士で「そろそろヤバイかな?」「いやいや。お前はまだ大丈夫だよ。俺なんて……」と励まし合ってみたりしても、厳しい女性から見たら「全員まとめて、薄毛に見えるから!」と思われている可能性があるということか。
しかし、女性から見て必ずしも「薄毛=アウト」というわけではない。女性および薄毛ではない男性への、「薄毛でも好感度が高い男性はどのような人だと思いますか?」と言う質問に、最も多かったのは「自分に自信をもって堂々としている人」の60%。また、女性は「薄毛でも好感度が高い男性」に、より“具体的な対策”をしているタイプを挙げており、「頭皮ケアなどにも気を遣う、清潔感のある人」(36%)、「一生懸命に薄毛対策をする前向きな人」(14%)といった回答も目立つ。
「薄毛でもモテそうな人の条件」についての自由回答では、「薄毛でも髪型に気を使ってる人」(35歳・女性)、「バーコードのように悪あがきせず、髪を短くして清潔にしている人」(27歳・女性)、「薄毛を気にせず、清潔感がある人」(24歳・女性)、「素直にヘアケアをしている人」(35歳・女性)などのコメントが見られた。気にしすぎて妙な髪形になったり、現実を直視せずにケアを怠るのはアウトだが、前向きにケアしていることをアピールしたり、薄毛であることを“堂々と受け入れている”髪型であれば、好印象という結果だ。
周りの女性にも聞いてみると、「気にする気持ちは理解できるけど、あんまりコソコソしてると“小っちゃい男だな”っていう感じがして、マイナスイメージなのかも。自分からネタにしつつ『ケアしないとね』とか、『どんな髪型ならイケるんだろ~』と言っている人の方が、懐が深いっていうか“自分の悩みも、こんな風に前向きに考えられるのか”と、頼りがいを感じますね」と高評価。薄毛に悩んで人目を気にし、隠すことに気を遣うよりも、あえて表に出すことの方が、好感度アップに繋がるポイントになるようだ。