ライフ

NYでヨーグルトが公式おやつ認定 野菜合わせたりサンドにも

NYのスーパーでは、日本以上にバラエティ豊富なヨーグルトが並ぶ

 ニューヨーク州の議会で、今年6月にある法案が可決された。あとは州知事が署名して施行するばかりになっているその法律とは「ヨーグルトを州のオフィシャルスナックに制定する」というもの。ずいぶん変わった決まりを作ったと思うかもしれないが、ニューヨークはこれまでにもユニークな法律を数多く作ってきた。

・面白半分で誰かの頭を目がけてボールを投げてはいけない
・エレベーターに乗る際には手を組み無言でドアの方に向かって立つ
・日曜日にアイスクリームのコーンをポケットに入れて歩くのは禁止
・ジャケットとパンツが上下揃わない男性の外出禁止
「あくまで、ごく一部」と言いつつ、個性的な例を挙げてくれたのは、ニューヨーク在住16年の40代女性・Yさん。

「ほかにもニューヨーク市では、『景観を守るため外に洗濯物を干すのに自治体から許可を取得しなければいけない』というものもあります。日常的な家事を届け出制にする法律は、日本人の常識からすると驚きですよね。これらユニークな州法を改めて見ると、何となく制定された理由がわかるようなものから、意味不明なもの、現実にはどの程度守られているのか不明なものもあります。

 ヨーグルト製造は州の地域産業でもありますし、公式スナック制定は地域振興の意味もあるのでしょう。とにかく、これをきっかけに色々な種類のヨーグルトが、リーズナブルな値段で買えるようになるのは、いいことだと思います」(Yさん)

 日本人にとって違和感があるのは、法律が制定されたことだけでなくヨーグルトを「スナック」としていることだろう。日本で「スナック」というと「スナック菓子」を思い浮かべがちだが、ニューヨーク州での法案審議の議事録をみると、1日3食の合間、食事の間に食べるものは何でもスナックになるので、ヨーグルトもスナックだと定義されている。「スナック」とは、食事から独立した「おやつ」として認識されているのだ。

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ブラジルにある大学の法学部に通うアナ・パウラ・ヴェローゾ・フェルナンデス(Xより)
《ブラジルが震撼した女子大生シリアルキラー》サンドイッチ、コーヒー、ケーキ、煮込み料理、ミルクシェーク…5か月で4人を毒殺した狡猾な手口、殺人依頼の隠語は“卒業論文”
NEWSポストセブン
9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン