空跳ぶ父と娘──。何とも不思議なバランスのツーショットを撮影したのは、カメラマンの青山裕企氏。写真集『むすめと! ソラリーマン』(KADOKAWA)は3月13日に発売される。
「娘と2人で写真を撮るのは幼稚園以来、もしくは小学校の入学式以来という方がほとんどでした」
跳ぶサラリーマン=「ソラリーマン」を10年間撮り続けている青山氏が、今回は日々働く父と娘の関係性にレンズを向けた。最初はぎこちなかった父と娘の距離が、撮影を終える頃にはみな、ぐっと縮まっていたという。
たとえば、熊本県の岩本さん・父(41歳・会社員)は、空を跳びながら「自分を信じてひとつひとつ叶えてください」と語り、娘(14歳・中学生)は「パパが安心できるようにがんばります!」と返した。
昨年、女子大生に実施された“理想の父親像”調査では「自分の父親」が1位に。思い切って娘との記念写真、提案してみてはいかが!?
撮影■青山裕企(写真集ではカラーで掲載)
※週刊ポスト2015年3月6日号