芸能

毒蝮三太夫の47年続くラジオ中継に密着 現場トークはアドリブ

番組放送直前に下駄に履き替える毒蝮三太夫(中央)

 毒蝮三太夫(79)の「ジジイ」「ババア」の毒舌が冴え渡るラジオ番組『ミュージックプレゼント』(TBSラジオ)の中継に密着。番組開始からちょうど47年目に突入した10月6日の中継で、毒蝮は「最初は緊張でマイクを持つ手が震え、冷や汗をかいていたよ」と、回想を漏らした。

 毒蝮は毎朝9時過ぎに東京・赤坂のTBSを出発。車内でディレクターと簡単な打ち合わせをするが、現場のトークはアドリブだ。

 毎週水曜日は銭湯から中継。この日は東京・墨田区の大黒湯から。放送が始まると、ハイタッチしながら全体を一周。元気な老人になる秘訣を聞くと「歩く、笑う、しゃべるが大事」と話した。

 中継先の酒店・伊勢五本店(東京・文京区)の店員たちと記念撮影。放送中も、「宣伝したいことあるか?」と気遣いを見せる毒蝮。

 ちなみに、毎回サインには1枚1枚違う言葉を綴っている。「ウルトラマンのファン」と聞き、アラシ隊員役の毒蝮がイラストも付けた。

撮影■渡辺利博

※週刊ポスト2015年11月6日号

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