そして、ディズニーについては板倉が苦言を呈す。
「千葉県民は、ディズニーリゾートに『東京』と名がついていることを、もう少し恥じたほうがいいと思いますけどね。千葉ディズニーランドだったら、千葉のものって言っていいですけど…」
「2017年には埼玉にも大型観光施設もできる予定で、観光施設においても千葉を上回る」と、『埼玉あるある』著者のさいたま与太郎さんが明かす。
「埼玉の飯能市にムーミンのテーマパークができます。広さはなんと東京ドーム4個分。舞台となるフィンランド料理レストランが併設される予定など、一大娯楽施設になること間違いなしです」
そんな埼玉の言い分に塙がこう切り返す。
「千葉のいすみ鉄道は、ムーミン列車という観光列車があります。車窓から見える花畑がまるでムーミン谷のようだから、そう名づけられています。今さらムーミンのテーマパークですか? パクってませんか?」
こうして見てみると、埼玉が少し不利なように見えるが、それこそがいちばんのいいところだと板倉は胸を張る。
「何もないんですよ、埼玉は。出身地トークで『埼玉です』と答えて盛り上がったためしがないですから。埼玉県民には誇りがないから、すべてを受け入れます。関東第3位は千葉にあげてもいい。ああ、いいですよ。そうやって言えるのが千葉にはない埼玉の強みです」(板倉)
対する千葉も負けて(?)はいない。
「埼玉県民と違って、千葉県民は、どこか一歩引いて見る人が多いです。マツコ・デラックスさんとか。だから、こっちこそ、この対決なんかどうでもいいんですよ!」(塙)
※女性セブン2015年11月19日号