翌週(11月3日~5日)の各ドラマ視聴率を見ると、『無痛』7.4%、『オトナ女子』9.0%の2つは日本シリーズ前に近い数字に戻ったが、『サイレーン』は8.6%と視聴者を取り戻せなかった。
「もちろん、日本シリーズがなくても2話で視聴率が下がっていたかもしれない。でも、せっかくのロケットスタートが無駄になってしまったという印象は拭いきれない」(同前)
かつては、テレビ局にとって喉から手が出るほど欲しがっていた日本シリーズの放映権。関東地区においては、今年の結果を見る限り、少なくとも、試合終了まで放送する完全中継は見直される時期に差し掛かっているのかもしれない。