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冷凍・生・パック詰めおせち 3種のメリットデメリットとは

 正月を彩るのに欠かせないおせち料理。「手作りするには時間と手間がかかり、作る量が少ないと具材を買うのも割高になるため、年々、購入派が増えています」と言うのは、おせち料理お取り寄せ予約ガイドの森田慶子さん。

 1年の始まりに食べる物で失敗はしたくないもの。賢い選びかたのポイントを森田さんに聞きました。お取り寄せおせちは、配送時の状態により冷凍、生、パック詰の3つに分類できる。それぞれのメリット、デメリットは? まずは、冷凍おせち。

 全国発送されるおせち料理の大部分はこれ。冷凍にマイナスイメージを持つ人も多いが、技術が発達した現在では、冷蔵タイプと遜色ない風味が味わえる。解凍時間はおおむね冷蔵庫で18~34時間、暖房のきいていない寒い場所では5~24時間ほどでOKだ。

「作りたてを瞬間急速冷凍することで解凍するまで品質が維持でき、保存料などの添加物が控えめなものも多い。配送は12月28~30日に設定されているため、早めに届いた場合、解凍開始まで冷凍保存するスペースが必要。ですが、解凍前の賞味期限が約1か月と長いものが多いので、急いで食べなくてもいいところは◎」(森田さん、以下「」内同)

 続いて、生おせちはどうか。

 届いてすぐに食べられると人気だが、配送は12月31日に限定されていることが多い。料亭おせちはこのタイプが主流で、配送区域も限られている。

「配送する直前に作られるので、短期集中で人手が必要となり、価格は高め。大みそかの配送は時間指定が難しいため、外出予定のない人向けです」

 最後に、パック詰おせち。個別にパックされているタイプで封を開けるまで日持ちし、冷蔵庫など、保存場所を選ばないのが魅力だ。

「自分でお重に詰めなくてはならないため、見本のように美しく盛り付けられないことも。お重にこだわらず、食べるものだけを豆皿や小鉢に取り分けるなど、自分なりにアレンジして盛り付けて」

※女性セブン2015年12月10日号

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