そして第1作目が記録的大ヒットしたことで、その後、30年前の話が作られ続編の製作が決定。第1作目はビデオソフト発売時にエピソード4と名前を変えることになった。従って、1からではなく、4、5、6と、物語が展開していく。
「エピソード4に加えて、続編のエピソード5『帝国の逆襲』(1980年)と6の『ジェダイの帰還』(1983年)で、ルークとダース・ベイダーの親子の物語が描かれます。そして、1999年から始まったエピソード1~3では将来を嘱望された若き騎士アナキン・スカイウォーカーが、暗黒卿ダース・ベイダーに転じた理由が明かされるのですが、才能あふれる若者が、愛する人を守るために悪の道に落ちていくのは、ドラマの設定としても普遍的なテーマ。そんなところも人々の心をとらえたのだと思います」
最新作ではエピソード6の30年後が舞台。ルークの子供たち世代が活躍し、ルークやレイア姫、ハン・ソロといったおなじみのメンバーのその後にも触れられるという。
「こうしてみると、SWはまさに3世代の“スカイウォーカー家”を長期間で描いた銀河系大河ドラマ。家族の物語だったからこそ、人々の心をひきつけたのではないでしょうか」
※女性セブン2015年12月24日号