国内

小顔サロンの受付兼セラピー犬 同僚セラピストに恋

小顔サロンで受付とセラピーを担当するカール

「ようこそ、スカルQトへ! 今日は頭蓋骨小顔スパと、ドッグセラピーのセットですね。さぁ、こちらへどうぞ!」

 小柄な体でキビキビと案内してくれるのは、サロンの受付兼、セラピー担当犬のカール。

「お客さま、かなりお疲れですね。体と心、両方を癒して健康になってくださいね」

 カールに導かれてベッドに横たわると、スタッフが頭皮をマッサージ。胸元にやってきたカールの柔らかな感触とぬくもりでウトウトと眠くなってくる。

「眠ったままでいいから、聞いてくださいね。ボクがこの仕事に就いたのは、2014年の12月。オーナーの『犬の癒し効果を導入したい』というたっての願いで、サロンのオープニングスタッフになりました」

 オーナーの武富ゆうすけさんは世界中の有名アーティストやアスリートも施術する整体師。

 犬のスタッフを導入するにあたっては、見た目のかわいらしさ、体臭が少ないこと、毛が抜けないことからカールに白羽の矢が立ったのだという。

「オーナーのことは大好きだし尊敬してるけど、ちょっと怖いお父さんって感じ(笑い)」

 というカールは現在、同僚の木村さんに恋をしているらしい。

「相思相愛なんですけど、どうぶつの事情で結婚できないのが残念…」

 悩めるセラピー犬は、今日も疲れた人々の心を癒している。

【プロフィール】
名前:カール ♂
年齢:2歳
種類:犬(ティーカッププードル)
勤務先:小顔美人ラボ スカルQト
職種:セラピー犬・受付
主な仕事内容:玄関でお客さまをお出迎えすることと、施術を受けるお客さまを癒すこと。
お給料:お客さまに甘えること!
好きなこと:人と一緒に過ごすこと!!
嫌いなこと:ひとりぼっちにされること…。
現在の悩み: セラピストの木村さんと相思相愛なのに、犬と人間だから結婚できないんだ(泣)。
将来の夢:タレント犬になって活躍したい!

※女性セブン2016年4月21日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト
離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
【観光客が熊に餌を…】羅臼岳クマ事故でべテランハンターが指摘する“過酷すぎる駆除活動”「日当8000円、労災もなし、人のためでも限界」
NEWSポストセブン
2013年に音楽ユニット「girl next door」の千紗と結婚した結婚した北島康介
《金メダリスト・北島康介に不倫報道》「店内でも暗黙のウワサに…」 “小芝風花似”ホステスと逢瀬を重ねた“銀座の高級老舗クラブ”の正体「超一流が集まるお堅い店」
NEWSポストセブン
二階堂ふみとメイプル超合金・カズレーザーが結婚
二階堂ふみ&カズレーザーは“推し婚”ではなく“押し婚”、山田美保子さんが分析 沖縄県出身女性芸能人との共通点も
女性セブン
山下美夢有(左)の弟・勝将は昨年の男子プロテストを通過
《山下美夢有が全英女子オープンで初優勝》弟・勝将は男子ゴルフ界のホープで “姉以上”の期待度 「身長162cmと小柄だが海外勢にもパワー負けしていない」の評価
週刊ポスト
京都成章打線を相手にノーヒットノーランを達成した横浜・松坂大輔
【1998年夏の甲子園決勝】横浜・松坂大輔と投げ合った京都成章・古岡基紀 全試合完投の偉業でも「松坂は同じ星に生まれた投手とは思えなかった」
週刊ポスト
夏レジャーを普通に楽しんでほしいのが地域住民の願い(イメージ)
《各地の海辺が”行為”のための出会いの場に》近隣住民「男性同士で雑木林を分け行って…」 「本当に困ってんの、こっちは」ドローンで盗撮しようとする悪趣味な人たちも出現
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗、直近は「マスク姿で元気がなさそう…」スイミングスクールの保護者が目撃
NEWSポストセブン
娘たちとの関係に悩まれる紀子さま(2025年6月、東京・港区。撮影/JMPA)
《眞子さんは出席拒否の見込み》紀子さま、悠仁さま成年式を控えて深まる憂慮 寄り添い合う雅子さまと愛子さまの姿に“焦り”が募る状況、“30度”への違和感指摘する声も
女性セブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
「ローションに溶かして…」レーサム元会長が法廷で語った“薬物漬けパーティー”のきっかけ「ホテルに呼んだ女性に勧められた」【懲役2年、執行猶予4年】
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
「なぜ熊を殺した」「行くのが間違い」役場に抗議100件…地元猟友会は「人を襲うのは稀」も対策を求める《羅臼岳ヒグマ死亡事故》
NEWSポストセブン