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植松晃士氏のファッション講座 この春夏、何を買うべきか

 世の中のオバさんたちに健康かつ美しく生きていくために、ファッションプロデューサーの植松晃士さんがアドバイス。今回は、“この春夏、具体的に何を買うべきか”について語ります。

 * * *
 皆さん、ご機嫌よう!

 今回の植松晃士のファッション講座は“この春夏、具体的に何を買うべきか”についてお話しします。まずは、前回までの復習です。マダムファッションは、ボリュームトップスにタイトなボトムスが今季のおすすめ。スカートでなく「パンツOK」と申し上げました。

 さらに、着やせの鉄則は2つ。

【1】インナーとボトムの色は揃えて、縦に長いⅠラインをつくること。
【2】アウターには薄い色、インナーとボトムは黒や紺など濃色を選んで引き締めること。

 スタイルアップしたい人が色選びで迷ったら、【2】を思い出してくださいね。

 マダム世代にとって、清潔感と若々しさを印象づける白パンは黄金アイテムですが、下着の透けやラインが出やすいのが心配なところ。いろいろと考えると、濃い色のほうが安心です。

 どうしても白いボトムを穿きたいのなら、洗濯機で洗えるデニムなど厚手のものにしましょう。ただし、カジュアルシーンに限りますが。

 そしてこれからが、いよいよ本題。50代アップのマダム世代の皆さまが、真っ先に買うべきアイテムは巻きもの、つまりストールです。

 ストールというと、今までは差し色効果を狙って、アクセントとして活用していたかたが多かったと思います。でも、今季のストールは、“なじませカラーの無地”が断然、おしゃれです。

 たとえば、白のジャケットやカーディガンに無地の白、または薄ベージュのストールというふうに、色を揃えると、スタイルにアンサンブル風な要素、つまりおしゃれ感やエレガンスが加わります。

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