ライフ

パナソニックとダイソン 高性能ヘアドライヤーの実力

『Dyson Supersonic』(実勢価格4万8600円)

 髪も紫外線で日焼けをすることをご存じだろうか。また、冷房で頭皮が乾燥したり血行が悪くなれば、髪はさらに傷む。だから、夏のヘアケアには力を入れるべき。そのためには高性能なドライヤーが欠かせない。

 美容家電の大手、パナソニックのドライヤーは、水に包まれた肌や髪と同じ弱酸性の微粒子イオン「ナノイー」と、ミネラルマイナスイオンが特徴だ。風と同時に「ナノイー」&ダブルミネラルを放出させることでキューティクルの密着性を高め、乾かしながらまとまる髪に仕上げてくれる。オイルなどを使わずとも、ブロー後に髪がパサパサにならないのだという。また、キューティクルが密着していると、ブラッシングなどの摩擦ダメージや紫外線にも強くなり、枝毛の発生率も抑えられるそうだ。

『EH-NA97』はハンドル部に『「ナノイー」イオンチャージPLUS』というパネルを搭載している。これは、ハンドル部を握るだけで、手や腕を通じて髪にたまったマイナスの電気を逃がせる仕組みだ。これにより、「ナノイー」&ダブルミネラルが効率よく髪に付着して、従来よりもさらに指通りしなやかな、まとまる髪に仕上がるようになった。

 今年ついに美容家電業界に参入した、ダイソン初のドライヤー『Dyson Supersonic』の最大の武器は、「羽根のない扇風機」の技術を応用した、大風量による速乾だ。特許技術「エアマルチプライアー テクノロジー」で、モーターで取り込んだ空気を3倍に増幅させ、パワフルな風を実現。さらに、一般的なドライヤーと違い、心臓部となるモーターをハンドル部に内蔵しており重心が手元にくるため、安定して持てるのもポイントだ。あっという間に乾かせるので、暑い季節も負担なく乾かせるし、ドライヤーが苦手ですぐに動いてしまう子供に対しても使いやすい。

 また、毎秒20回と細やかに温度を測定して、風が設定温度付近の熱さを保てるように、自動でコントロールする機能にも注目。高温だと髪が急激に乾燥することで傷んでしまうが、大風量+低めの温度で乾かせば、素早く髪の中の水分を保ちつつ乾かせる。

 きれいな髪を保つコツは日頃のこまめなケアだ。『EH-NA97』は約1万4800円、『Dyson Supersonic』は約4万8600円と高額だが、傷んだ髪を元通りにする大変さを思えば、思い切って投資をするのも悪くない。

※女性セブン2016年7月28日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン