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2016.07.31 07:00  週刊ポスト

長谷川幸洋氏「タクシー料金を役所が決める仕組みはやめよ」

 つまり、政治が利用者のほうを向こうとしないのだ。間接民主主義が機能していないといってもいい。ならばいっそのこと、国民投票で直接、民意を示し、需要と供給で値段を決める仕組みを考えたっていい。

 奇しくも既得権まみれの市場に風穴を開けそうな、世界を席巻するライドシェア(相乗り)最大手のウーバーテクノロジーズが日本に上陸した。

 今のところ、ウーバーの参入には地元のタクシーやバス事業者らで構成する会議体の同意が必要とされ、既得権益者が“拒否権”を持つ参入障壁の高さは相変わらずだ。しかし、世界の流れを見ても、役所の胸三寸で料金を決める制度は時代遅れである。

「英国民の判断は世界経済に混乱をもたらした」と批判する人がいる。しかし、そうした批判は「国民はバカだ」というエリート主義の“上から目線”にしか思えない。重要な問題ほど、国民投票による判断を尊重するのが当然ではないか。

※週刊ポスト2016年8月5日号

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