旅行会社によると、ひとり旅をする女性は毎年増えているという。JTBの調査では、「ひとり旅をしてみたい」と回答した人は62.9%も。また、クラブツーリズムでは、ひとり参加が条件のツアーを、年間1000コース以上も催行している。
旅行ジャーナリストの村田和子さんは、女性のひとり旅は“場所よりテーマ”がポイントだと話す。
「たとえば、美術館や寺社仏閣、陶芸や写真など、自分の趣味をとことん楽しむプランを組む人が多いです。
私は美術館が好きなのですが、じっくり鑑賞していると、夫に“まだ~?”と言われるのがイヤ(笑い)。一緒に行っても家族や友達とは趣味が合わない、相手を気にして思う存分楽しめない…ひとりならそんなストレスを感じることなく、どっぷり趣味の世界に浸れます」
そのため、食事はカフェなどでサッと済ませ、ビジネスホテルに宿泊する女性も多いという。
※女性セブン2016年11月24日号