大人気のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が、12月20日で最終回を迎える。そこで、クライマックスを目前に、原作者の海野つなみさんに、ドラマの魅力を訊いた。
──ドラマ化されている心境はいかがでしたか?
「漫画の感想をいただくことは今までもあったのですが、自分の考えたストーリーに視聴者さんたちが感情を揺さぶられるのをリアルタイムで目の当たりにするという、すごく不思議で面白い経験をさせていただきました。感動しました」
──ドラマ版で印象に残ったシーンは?
「ダサピンク問題の時の百合ちゃんと同期のみんなのシーンも泣いたのですが、実家に帰ったみくりちゃんにお母さんが言った“運命の人なんていない、運命の人にするの”のシーンが特に心に残っています」
──漫画、ドラマそれぞれの終わり方について、どんなことを思いましたか?
「事前に最終話のネームをお見せしたのですが、最後の最後まで私の思いを受けとめて描き切ってくださって、さらに原作以上に盛り上げてくださって、脚本を読んで感動しました。原作はまだ番外編があって、それも含めて物語の完結なので、私はあともうちょっと頑張ります。ドラマの最終回を見届けた上で、紅白の大トリ気分で!(笑い)」
※女性セブン2017年1月1日号