渋谷区は2003年に分煙ルールを定め、渋谷や原宿など区内主要駅から半径300メートル以内を「分煙ルール重点地区」とし、喫煙所以外での喫煙を禁止している。
今後について、担当者は「渋谷は他の区よりも来街者がとても多い都市」であることを踏まえ、特に罰則を設けて取り締まりを強化する予定はないとする。ただ、「受動喫煙防止の観点も含め、常に時代の流れに沿った対策は検討していくつもりです」とも。
ネット上では、話題になってから「えっ、あそこ喫煙所じゃなくなったんだ」といった声も散見された。喫煙者にも時代の流れに沿ったマナーが求められるのは当然だが、担当者のいう通り、分煙環境の整備には、非喫煙者だけでなく“喫煙者の立場”になった周知徹底も必須だろう。