ライフ

財布購入は「張る=春」で縁起がいい新春に 避けたいのは秋

直居由美里さんが財布購入をアドバイス

 新年を迎えて、持ち物も一新したいところ。特に、財布は常に持ち歩くアイテムなだけでなく、お金を管理する重要な小物。そこで、風水建築デザイナーの直居由美里さんに財布購入にうってつけのタイミングについて聞きました。

 * * *
 財布は金運を左右する重要なアイテムです。関西のデパートなどでは、新春から「春財布」のセールを始めます。「春=張る」から、いつもお金に恵まれるという願いが込められた風習です。

 一見、ただのことば遊びのように思えますが、中国占術の基礎である陰陽五行の流れを汲くんだ考え方です。

 夜が陰、昼が陽ですから、昼が最も短くなる冬至(12月21日頃)を「陰が極まる日」と呼びます。冬至を過ぎると、寒さが続くものの、夜は徐々に短くなっていきます。

 現在のように暖房設備が整っておらず、照明も充分でなかった時代の人々は、厳しい寒さに震えながらも、一日ごとに日が長くなることを実感しながら春の到来を待ち望んでいたのでしょう。

 陰が極まった冬至を過ぎると、陽の力が伸びてきます。このタイミングで財布を新調することで、お金がスムーズに入ってくるようになるのです。反対に避けたいのが、秋財布。秋は「空き」に通じるため、財布がからっぽになってしまうといわれています。

 夏が過ぎて秋になると、陰の力が伸びてきます。陰は縮小、陽は拡大を司りますから、金運に勢いをつけたいのなら、財布の購入は春がふさわしいでしょう。

 財布は毎年買い替える必要はありませんが、くたびれたり、汚くなる前に買い替えるのがいいでしょう。住まいの掃除と同じで、財布も常にきれいな状態を保つべきです。

 古い財布を処分するときは、中に入っているものをすべて出して空にします。もう使わない古い財布だからといって、そのままゴミ袋に捨てるのは、あまりにも冷淡です。大切なお金を入れておいた財布なのですから、「ありがとう、お疲れ様」という気持ちをこめて白い紙に包んで処分します。

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン