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男性保育士の「着替え手伝い論争」についての東尾理子見解

男性保育士について自身の見解を語る東尾理子

 男性保育士が働きやすい環境をつくるとして千葉市が4月から実施する『男性保育士活躍推進プラン』を巡り、激しい議論が起きている。きっかけは、5才の娘の父でもある同市の熊谷俊人市長(38才)のツイッターだ。「娘の着替えを男性保育士にさせないでと親の声があった」という投稿をしたのだ。

 4才の長男、11か月の長女を育てる、東尾理子さん(41才)はこう語る。

 * * *
 長男を通わせていたプレスクールには男性保育士さんがたくさんいました。男の子の遊び心のツボをわかっているし、おむつ替えも女の私より丁寧で感心していました。とはいえ去年、長女が生まれ、長男がお世話になっている男性のシッターさんに娘のシッターもお願いすることになって、おむつ替えしてもらったのですが、最初は違和感というか、抵抗感がありました。

 女性の大切な部分を他の人に見せるのはどうなんだろうって。

 性犯罪への危機感というよりは、女性としての尊厳を尊重したいという気持ち。ですから娘のおむつ替えやお着替えを男性保育士さんにしてもらいたくないというお母さんの気持ちはよくわかる。

 でもそういう思いはほんの一時のこと。彼らはプロフェッショナルで、おむつ替えも保育の一部ですから信頼してお願いしています。

 どうしても気になるならば、男性に限らず、まずは保育園としっかり話をして、園との信頼関係を築くことが第一かと思います。

※女性セブン2017年2月23日号

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