お金が貯まらない人には特徴がある。まずは、自分の消費性格を知り、あなたのタイプにあった節約&貯め方で、貯まる人に変身しよう。
【うっかり散財が多いあなた】
◆傾向
1枚100円で借りられるDVDの返却期間を忘れて滞納金を支払う、家を出るのが遅れて約束の時間に間に合わず、タクシーを使ってしまう…。
「基本的にまじめで仕事熱心な人が多いのですが、目の前のこと以外は頭に入らない。そのためミスも起こり、不必要なお金まで支払ってしまうのです」(ディグラム・ラボ代表の木原誠太郎さん)
◆こんな人に多い
・レンタル期間を忘れがち
・遅刻が多い
・お金が足りないと思うとすぐにコンビニのATMを使う
・忘れ物をよくしてしまう
◆対策
うっかりミスをフォローしようとして、お金を細かく使ってしまうのが特徴。
「見切り発車で行動するのが何よりの原因。まずは何か1つでもお金に関するルールを決めましょう。たとえば、遅刻しそうなとき、タクシーを使ってまで行く必要があるのか、まずはひと呼吸おいてから考える。レンタルは返却期限の2日前に返すなど自分なりのルールを決めると、こまごましたミスが減り、お金が貯まります」(ファイナンシャルプランナーの高山一恵さん)
【安いものに目がないあなた】
◆傾向
100円均一が大好きで、安いものに価値を見出そうとする。それゆえ、“これはお得!”と、安いものに飛びついてしまい、気がつけば何千円も無駄なものを買ってしまう。
「どこか子供っぽい性格といいますか、目の前にあるかわいいものに飛びついたり、100円ショップなどで目新しい商品を見ると買わずにいられないという人がこのタイプに多いですね」(木原さん)。
◆こんな人に多い
・ジャンクフードが好き
・用もないのについコンビニに寄る
・100円ショップを頻繁に利用する
・甘いものに目がない
◆対策
安いものには安いなりの理由があると心得て。
「100円ショップなど、安いものをそろえる店は楽しくて、トレンドものがそろっています。しかし、それが本当に必要?と思うものもたくさんあるもの。“何か面白いものはないかしら?”と思って出かけるのではなく、必要なければ行かないという、ルールを身につけて」(高山さん)
※女性セブン2017年4月27日号