結成は2000年。都内のクラブで始めた活動が話題を呼び、現在では海外でのイベントのほか大手企業のCMにも出演するほどに成長した。見た目は派手だが、“素顔”は真面目。仕掛け人のDJ、三富グランブラ・都琴氏が語る。
「初めて見た人には色物のように思われることは覚悟していますし、クラブは夜の文化なのでどうしてもいかがわしいイメージもつきまといます。だからネガティブに思われる要素は排除している。例えば刺青が入っている子は原則として不採用だし、下品なパフォーマンスもNG。目指すのは『健康的で健全なセクシー』です。我々のステージを見てもらえれば、完成度の高さがわかってもらえると自負しています」
毎月約30~40人の入団希望者が来るが、合格者は3か月で1人ほどという狭き門。
「入ったら有名になれそう、といった軽い気持ちで面接に来る子は採らない。必ずその子の人となりまで見ています」(三富氏)。
クラブ文化で生まれた、少数精鋭の新時代グループに注目だ。
撮影■藤岡雅樹
撮影協力■渋谷・CLUB camelot、新木場・ageHa@STUDIO COAST
※週刊ポスト2017年6月2日号