■患者対看護師の比率が「7対1」を超える
病院の入り口の壁に掲げられる「施設基準」には、病院内の人員配置が示されている。そこに書かれている数字に注目だ。「7対1」とあれば、入院患者7人に対して准看護師を含めた看護職員が1人配置されることを示す。
「国の看護基準では患者7人に対して最低1人の看護師配置が必要とされていますが、実態は『15対1』となっている病院もあります。1人の看護師が受け持つ患者数が多いと負担が増すことになる」(病院経営の経験がある医師)
「施設基準」ボードが見当たらない場合は病院窓口で問い合わせてみるといい。
■化粧っ気がない
複数の総合病院で勤務経験のある現役看護師(27)はこう明かす。
「肉体労働ですが、人と接する仕事なので見た目の清潔感には気を付けています。同僚がノーメイクで髪の毛もボサボサで出勤してきたりすると、最近夜勤が続いてよっぽど疲れているのかな、と心配になってしまいます」
※週刊ポスト2017年6月2日号