「みずほFGでは、佐藤康博社長が自ら“塾頭”となる『次世代リーダー育成プログラム』を2016年から始めている。40歳前後の次長・副支店長級、45歳前後の副部長級、50歳前後の部長級の3世代に分け、それぞれの世代の社員の1割にあたる100人ずつが選抜されて研修を受ける。そこからさらに幹部候補を絞り込む取り組みだといいます」
今年4月には、みずほ銀行で34歳の最年少支店長が誕生。やはり幹部社員の選抜過程が大きく変わりつつあることを印象づける。
社内でどんな人材が重用され、幹部候補と目されているかは、そのまま“企業がどこに進もうとしているのか”を示している。
※週刊ポスト2017年6月16日号