スポーツ
2017.07.16 07:00 SAPIO
瀬古利彦「好きな練習で日本記録破り1億円出たら頭下げる」

日本陸連でマラソン強化を担う瀬古利彦氏
昨年末より、日本陸連のマラソン強化・戦略プロジェクトのリーダーに就任した、長距離界のレジェンド・瀬古利彦氏(61)。瀬古氏を始めとした1980年代日本マラソン最強時代のように月間1000kmは走らないとマラソンでは勝てない、今の選手は月間600~700kmくらいしか走っていないと指摘する瀬古氏に対し、古くさい考え方だとの指摘もある。同氏を長く取材してきたルポライターの高川武将氏が、日本マラソンの再建の鍵について聞いた。
──最近も高校の指導者が1980年代の練習を公然と批判していて驚きました。マラソンを走ったことも、選手を育てたこともないのに。ついに時代はここまで変わったのかと。
「本当そう思うんですよ。格好良くとか、楽しくとか、合理的にとか、そういうことが前面に出てきている。それで速くなっていればいいですけど、結果が出ていないのにそれはちょっとおかしいだろうと。
でも、いいんですよ。僕は、正解は一つではないと思っている。それぞれやり方が違うのは当たり前で、いろんな練習方法がある。だから逆に言いたいよ。去年から日本記録を破ったら1億円が出ることになった(実業団陸上連合のプロジェクト)。早くね、我々と違う自分の好きな練習をやって、自由な生活を送って、1億円貰ってくれって。もしそんな選手が出たら俺は頭下げるよ。ごめんな、練習が古かったなって(笑)」
関連記事
トピックス

ひらめと川崎鷹也が語った「売れた後の不安」と「プレッシャー」
NEWSポストセブン

二宮和也、パパに! 幸せの背景に西島秀俊夫妻のアドバイス
NEWSポストセブン

『天国と地獄』、なぜ視聴率で独走? 光る「総合点の高さ」
NEWSポストセブン

美容・ファッション業界に残る「顔採用」 いつ改められるのか
NEWSポストセブン

「ハロプロ最強美少女」上國料萌衣に期待される「起爆剤」役
NEWSポストセブン

離婚成立KEIKOが告白 小室哲哉の不倫会見で「許せなかったこと」
女性セブン

福原愛の横浜不倫デート1日目の全貌 ソフトクリームを「あーん」も
NEWSポストセブン

福原愛、横浜不倫デート2日目の全貌 仲良くパンケーキを堪能
NEWSポストセブン