国内

安倍首相 自身の選挙区に「北島三郎サプライズ応援」の奥の手

与党圧勝の前祝いとなる“まつり”は開かれるか

 10月22日に投開票が迫った衆議院総選挙は、与党が圧倒的優勢の情勢だが、絶対に負けられない与党側はさらなる奥の手を用意していた。安倍晋三・首相が、自身の選挙区に“サプライズ応援”を呼んでいたのである。

 応援演説で全国を飛び回り、地元に帰る暇のない安倍晋三首相に代わり、選挙区の山口県下関市では「弁士」を呼んだ応援集会(個人演説会)が連日開催されている。中でも10月19日に下関市民会館で開かれる「総決起大会」には意外な人物が登場予定だという。地元選対関係者が話す。

「演歌歌手の北島三郎さんと山本譲二さんの2人に出席してもらう予定です。他の日はこれまでの選挙同様、保守派の評論家や学者が登壇しますが、芸能関係の有名人に応援弁士をお願いしたのは今回が初めて。大きな話題となって“宣伝効果”も高いはず」

 安倍首相と演歌界の大物2人はどんな繋がりがあるというのか。

「山本さんは下関出身で、晋三氏の父・晋太郎氏(故人)が一時、後援会会長を務めていた関係から安倍家と今も親交があるのです。その繋がりで山本さんの師匠筋に当たる北島さんにもお声掛けした。多くの支援者に集まっていただき、景気のいい“まつり”にしたいですね」(前出・関係者)

 2人の所属事務所に訊ねた。

 北島の事務所は「打診をいただいているのは事実ですが、まだ返事はしていません」(北島音楽事務所)。山本の事務所は「当日のスケジュールは押さえていますが、行くかどうかは未定です。詳細を聞いていなかったので、いま初めて弁士として呼ばれるんだと知ってビックリです」(ジョージ・プロモーション)という回答だった。

 与党圧勝の前祝いとなる“まつり”は開かれるか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
中森明菜復活までの軌跡を辿る
【復活までの2392日】中森明菜の初代音楽ディレクターが語る『少女A』誕生秘話「彼女の歌で背筋に電流が走るのを感じた」
週刊ポスト
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた
山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談
女性セブン
期待される2人の先行きが視界不良(左から大の里、二所ノ関親方)
【角界ホープ2力士に暗雲】尊富士は横綱・照ノ富士と宮城野親方の板挟み、大の里は師匠・二所ノ関親方の管理能力に不安要素
週刊ポスト
真美子夫人は「エリー・タハリ」のスーツを着用
大谷翔平、チャリティーイベントでのファッションが物議 オーバーサイズのスーツ着用で評価は散々、“ダサい”イメージ定着の危機
女性セブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者(51)。ストーカー規制法違反容疑の前科もあるという
《新宿タワマン刺殺事件》「助けて!」18階まで届いた女性の叫び声「カネ返せ、カネの問題だろ」無慈悲に刺し続けたストーカー男は愛車1500万円以上を売却していた
NEWSポストセブン
氷川きよしが独立
《真相スクープ》氷川きよしが事務所退所&活動再開 “独立金”3億円を払ってでも再出発したかった強い思い
女性セブン
初となる「頂上鼎談」がついに実現!(右から江夏豊、田淵幸一、掛布雅之)
【江夏豊×田淵幸一×掛布雅之の初鼎談】ライバルたちが見た長嶋茂雄秘話「俺のミットを“カンニング”するんだよ」「バッターボックスから出てるんだよ」
週刊ポスト
曙と真剣交際していたが婚約破棄になった相原勇
《曙さん訃報後ブログ更新が途絶えて》元婚約者・相原勇、沈黙の背景に「わたしの人生を生きる」7年前の“電撃和解”
NEWSポストセブン