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参拝の作法 神様との約束は絶対。守れない約束はしない

知っておきたい参拝の作法

 年明けが近づいてきた。初詣は混雑してゆっくりと参拝できないものだが、おすすめなのが「師走詣で」だという。見えない世界とつながる能力を活かし、東京・原宿で占いサロン「占いリリコイ」を主宰する占い師・流光七奈(りゅうこう・なな)さんが、お参りの作法を教えてくれた。

◆雨の日の参拝は、むしろ吉兆

「水の神様を祀る神社に多いのですが、“その願いを聞き入れた”という印として、神様が雨を降らせることがあります。天気雨もあれば、土砂降りになることもありますが、特に、晴れていたのにお参りした途端に雨が降ったという場合は吉兆。神様に歓迎されている証拠です」

 他にも、鳥のさえずりが多くなったり、虫が来るのも吉兆だとか。

◆お守りやお札は記念に持っていてもOK

 授かってから1年経ったお守りやお札は神社の古札納所などに納めるのが通例だが…。

「記念にそのまま持っていても問題はありません。ただ、1年経つと効力がなくなります。ちなみに、御朱印は、そのものにご利益はありません。ただ、御朱印帳を持って多数の神社を巡り、神様と多くふれあうことがご利益につながります」

◆神様との約束は絶対! 守れない約束はしない

「日本の神様は基本的に、すべてを受け入れ、見返りを求めませんが、約束を破ることは許しません。例えば、“この願いを叶えてくださるなら、一生お酒は飲みません”などと約束をしたら、願いが叶った後も一生飲酒は厳禁。守れなかったら相応の罰が下ります」。神様は、「○○を頑張りますから、見守っていてください」と祈る者を導いてくれるのだ。

◆見返りを求める神様もいる

「狐の神様は、願いごとを叶える力が強いだけに、何世代にもわたりお供えをし続けなければなりませんし、願いごとにあった見返りを求めることがあります」。神社にお参りする前は、どんな神様か確認しよう。お稲荷さんを避ける必要はないが、お願いをするなら、一生お供えをするなど、おつきあいを続ける覚悟を持つことが大切。

※女性セブン2017年12月21日号

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