ビジネス

顔にひと吹きの花粉防御スプレー じわじわ売り上げ延ばす

スプレーで花粉ブロック

 まもなく花粉の季節が到来。今年の関東地方の飛散量は昨年の1.5倍と予測され、3月上旬から4月上旬がピークに。そんなツラい花粉シーズンに備える“花粉防御スプレー”市場に注目が集まっている。

 花粉の季節に先駆けて、資生堂薬品の『イハダ アレルスクリーン N』がじわじわと売り上げ数を伸ばしている。花粉防御スプレーと塗るジェルタイプ、2商品の累計出荷数は約195万本を突破中だ。

「今まで我が社にないジャンルだったので、はたして売れるのかと心配でしたが、予想以上の反響に驚きました」と、資生堂ジャパン・ヘルスケア事業部の石川亮さん。

「2015年の発売当時、ドラッグストアで、マスクや内服薬、点鼻薬など花粉症の人がよく立ち寄る場所に一緒に置いてもらったところ、すぐに品薄になったんです」

 さらに昨年リニューアルし、独自の特許技術・花粉ブロック成分を20%増量した。

「天然温泉水配合のキメ細かいミストで、メイクの上からでも使えます。“マスクをつけられない職場でも使えて便利!”と、多くの人に愛用いただいています」

 目と口を閉じ、顔から20cmほど離して、円を描くようにスプレーすると効果的。資生堂独自の特許技術により、+と−両方のイオンをまとい、花粉などのアレル物質をブロックするという。

※女性セブン2018年3月8日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
NBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した大谷翔平と真美子さん(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平がバスケ観戦デート》「話しやすい人だ…」真美子さん兄からも好印象 “LINEグループ”を活用して深まる交流
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「服装がオードリー・ヘプバーンのパクリだ」尹錫悦大統領の美人妻・金建希氏の存在が政権のアキレス腱に 「韓国を整形の国だと広報するのか」との批判も
NEWSポストセブン
野球人・江夏豊が球界に伝えておくべきことを語り尽くす(撮影/太田真三)
【江夏豊インタビュー】若い才能のある選手のメジャー移籍は「大いに結構」「頑張ってこいよと後押ししたい」 もし大谷翔平と対戦するなら“こう抑える”
週刊ポスト
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《私には帰る場所がない》ライブ前の入浴中に突然...中山美穂さん(享年54)が母子家庭で過ごした知られざる幼少期「台所の砂糖を食べて空腹をしのいだ」
NEWSポストセブン
亡くなった小倉智昭さん(時事通信フォト)
《小倉智昭さん死去》「でも結婚できてよかった」溺愛した菊川怜の離婚を見届け天国へ、“芸能界の父”失い憔悴「もっと一緒にいて欲しかった」
NEWSポストセブン
11月下旬に札幌ススキノにあるガールズバーで火災が発生(右はInstagramより)
【ススキノ・ガルバ爆発】「男は復縁の望みをまだ持っていた」火をつけた男は交際相手A子さんを巻き込んで死のうと…2匹の犬を失って凶行に
NEWSポストセブン
再婚
女子ゴルフ・古閑美保「42才でのおめでた再婚」していた お相手は“元夫の親友”、所属事務所も入籍と出産を認める
NEWSポストセブン
54歳という若さで天国に旅立った中山美穂さん
【入浴中に不慮の事故】「体の一部がもぎ取られる」「誰より会いたい」急逝・中山美穂さん(享年54)がSNSに心境を吐露していた“世界中の誰より愛した人”への想い
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《真美子さんのバースデー》大谷翔平の “気を遣わせないプレゼント” 新妻の「実用的なものがいい」リクエストに…昨年は“1000億円超のサプライズ”
NEWSポストセブン
自宅で
《来年は全国まわるからすごく楽しみ》急逝・中山美穂さんが“最期のコンサート”でファンと歌った「ラストソング」
NEWSポストセブン
「働き方」への思いについて語った渡邊渚アナ
「局アナ時代は“労働は罰”」「パリ五輪会場で出会った外国人への憧れ」元フジテレビ渡邊渚アナが語る「日本の働き方」への思い
NEWSポストセブン