『かかりつけ医は選ぶ時代』(北國新聞社刊)の著者で金沢市・ティーズ内科クリニック院長の土山智也医師はこう言う。
「多くの医師はまずは出身大学の医局で経験を積むことが多く、そこの人脈を生かして地域の病院との関係を築いていくもの。
しかし、出身大学やその後の大学病院の勤務地は北陸なのに、開院したのが関東なら、地域の病院との連携がゼロからのスタートとなる。開業から幾年も経っていないなら、いざという時、紹介できる病院が限られている可能性もあります」
病院のホームページがあれば、医師の出身大学や勤務経験を確認できる。
※週刊ポスト2018年3月9日号