芸能

敏いとう氏 「ソフレ」に「草食系」だって、世も末だな

数多くの女性と交際してきた敏いとう氏(78歳)

 時代の変化の中で日本語は変化していく。そんなことを理解しつつも気になってしまう若者たちの言葉遣いの数々。「今どきの若者は……」なんて言い出せば、嫌な顔をされるのは分かっている。けれど、声を上げて主張せずにはいられない。時代遅れと笑われても構わない──嫌なものは嫌だと声を上げた歌手・敏いとう氏(78歳)の熱い主張を聞こう。

 * * *
 最近、一番驚いた言葉は「ソフレ」ってやつだな。20代の飲み屋のネエチャンを口説こうと思って話しかけたら、会話の途中で「今カレシはいないけどソフレはいる」って。「それ何だ?」って聞いたら、「添い寝するだけの関係の男友達」だって。添い寝フレンドでソフレだと。“はぁ~!? 何を言ってんだ”って開いた口がふさがらなかったよ。

 自慢じゃないけど、これまで約1300人の女と経験してきた俺からすれば、男と女が添い寝するってことは、つまりセックスするってことだろ。それが一緒に寝て終わり……世も末だな。日本は滅びるよ。

 同じくらいふざけた言葉で大嫌いなのが「草食系」。男なら若い時分は女をガンガン口説きに行って、撃沈や成功を繰り返して他人とのコミュニケーションのやり方を学ぶものだろ。

 実際、「草食系」と自称する20~30代の男を見ていると、女だけじゃなく、友達や会社の上司・同僚なんかも含めて全体的に人間関係が希薄に映る。でもよ、この年になって分かるけど、人生って人との交わりで豊かにも貧しくもなるんだ。草食系ってのは、肉の味も知らねえまんま貧しく生きていく、薄っぺらな人生だよ。

 お前ら、セックスから逃げたら人生もったいねえぞ。

※週刊ポスト2018年3月23・30日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン