【朝トマトジュース(★★★★)】
トマトに含まれるリコピンは強い抗酸化作用がある。
「トマトそのものよりジュースのほうがリコピンを効率的に摂取できる。少人数の研究ですが、朝のほうがリコピンの摂取効率が上がるというデータもある。ただし、塩分ゼロのジュースを選び、胃腸の負担をやわらげるために常温で飲むのが好ましい」(秋津医師)
【タマネギ健康法(★★★★)】
タマネギに含まれる硫化アリルやケルセチンには血栓をできにくくして動脈硬化を防ぐ「血液サラサラ」効果のほか、血圧降下、胃腸の働きを活性化させる作用がある。
「そうした効果を期待するには食べ方が重要。普通は食べない茶色の皮にケルセチンが多く含まれているので、皮を煮出してスープやお茶にして飲むとよいでしょう。スライスやすりおろしを水にさらしすぎないこともポイント」(秋津医師)
※週刊ポスト2018年5月18日号