〈財務大臣にも当事者意識は乏しく、政権は諸々の問題の責任回避に一心のようだ。学校で何を習ったのだろうか〉
今となっては完全に“ブーメラン”である。A氏はすでに謹慎を終えて出勤しており、話を聞くため彼の自宅を訪ねたが、連日の不在で記者への連絡もなかった。この件について京都新聞広報担当部署はこう回答した。
「ハラスメントがあったのは事実で、会社として厳正に対処しました」
A氏は今回のセクハラで洛西総局長を解任されたが、論説委員の職は解かれていない。まだご高説を垂れるつもりなのか。
※週刊ポスト2018年8月3日号