「記事では『記者』とありますが、実際に目撃したのはアジア大会の取材に派遣したカメラマン。なぜその場にいたのかということは社内でも聞き取りされており、本人は“(報道関係者と)メシを食いに行っていただけ”と話しています。そこで日本代表選手を見つけたため写真も撮って交渉のやり取りも聞いていたということです。カメラマンの“身の潔白”が証明できたからこそ、記事になっているのだと思いますが……」
朝日新聞に「目撃記者」が何をしていたのか問い合わせると「取材に関することは、お答えしかねる」(広報部)という。
深夜の歓楽街での熱心な取材がスクープに結びついたのは間違いないようだ。
※週刊ポスト2018年9月7日号