芸能

勝谷誠彦氏 病因はやはり肝臓、重篤状態から劇的回復中

9月19日に配信された勝谷誠彦応援企画『血気酒会特別編』。右から高橋氏、中川氏、T-1氏

 腹部の痛みを訴え、緊急入院していたコラムニスト・小説家の勝谷誠彦氏の病状について、有料配信日記『勝谷誠彦の××な日々。』の発行人である高橋“ヨロン”茂氏とネットニュース編集者の中川淳一郎氏、勝谷氏のマネージャーであるT-1氏の3人が9月19日にネット生番組を配信。順調に回復している様子を報告した。

 勝谷氏は8月21日に腹部に激痛を覚え、病院で診察を受けたところ、重篤な状態であるということで即日入院となり、緊急治療室に入っていた。これにより、2007年元日から毎日配信していた『勝谷誠彦の××な日々。』は初の休載となった。

 今回のネット配信番組「勝谷誠彦応援企画『血気酒会特別編』今明かされる本当の病状と現状」では、映像や写真を交えて、入院中の勝谷氏の様子を公開した。

 入院直後の映像では、腹部は膨らみ、顔はむくみ、黄疸も出て、かなり深刻な状況であったことがわかる。腹部の膨らみの正体は肥大した肝臓であり、日頃から大量にアルコールを摂取し続けていたことが病因とのこと。番組配信後の一部報道では「劇症肝炎」との記載もあったが、正しくは「重症アルコール性肝炎」というのが医師の見解のようだ。

 また、肝臓が肥大したことで、そのほかの臓器を圧迫し機能しない「多臓器不全」の状態にもなっていたという。その結果、点滴やカテーテルなど、多くの“管”が体につなげられることとなった。

 入院初日は、ほとんど言葉も発せられない状態で、高橋氏、T-1氏らは「もうダメだ」と感じていたとのこと。また医師からは「3割くらいは戻ってこない。死ぬかもしれないから、会わなければいけない人は全員呼んだほうがいい」と告げられたという。

 それから10日後くらいの映像では、すでにおかゆを食べるまでに回復。高橋氏いわく「入院する前よりも食べるようになった」とのことで、ほとんど食事をせずに飲酒していたことも体調を崩したひとつの原因にもなっていたようだ。

関連キーワード

トピックス

前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン